47: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/01/09(日) 00:37:05.30 ID:jfkMHoDO
目覚まし時計の惨状に途方に暮れながら朝食の準備をする。いまだにベッドにてグースカ眠るインデックスからは「日本人なら朝は味噌汁なんだよ!」とご所望をいただいており。イギリス人の自覚を真っ向からゴミ箱にポイしてる事に苦笑いの心境だ。
「美味しいのが出来たな」
48: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/01/09(日) 00:38:29.64 ID:jfkMHoDO
「(……昨日のやつ、少しキツかったな)」
入浴中だったからであろうか。今まででは一番症状は酷く、そして長かった。
49: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/01/09(日) 00:40:34.44 ID:jfkMHoDO
「インデックス。ご飯出来たぞー」
お盆に茶碗やら味噌汁の器やら漬物を乗せてテーブルに運ぶ。
50: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/01/09(日) 00:41:51.95 ID:jfkMHoDO
インデックスが見ていたのは、上条の瞳。その瞳は……。
純粋な黒目が赤黒く、変色していた。
51: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/01/09(日) 00:43:32.94 ID:jfkMHoDO
52: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/01/09(日) 00:44:34.36 ID:jfkMHoDO
「知らないのか!?インデックス!」
握りこぶしを作り、テーブルの上に片足を乗り上げ、突然叫び出した上条。インデックスはただあんぐりを開けているだけ。
53: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/01/09(日) 00:45:35.92 ID:jfkMHoDO
「ふぅ、何とか押しきれたか」
満足そうに額の汗を拭い、爽やかな笑顔を見せる上条。何を根拠にそう思えるのかは分からないが一仕事終えた様な爽快感を何故か感じていた。
54: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/01/09(日) 00:46:41.59 ID:jfkMHoDO
「はぁ、昨日はアイツに会えなかったな」
溜め息を吐きながら美琴は道を歩いていた。と言いつつ歩いている方向は常磐台の方向とは実は違う。上条のいつもの通学路を知っていた美琴は毎朝会えないかなという淡い期待を胸に、遠回りながらもこの道を選んでいる。
55: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/01/09(日) 00:47:58.15 ID:jfkMHoDO
「(……あ!あの後ろ姿は!)」
後ろからでも分かるあのツンツンヘア。昨日は会えなかったし思いきって抱きt…タックルしてやろうかしら、なんて頭に思い浮かべて少し歩くスピードを上げる。
56: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/01/09(日) 00:48:59.03 ID:jfkMHoDO
しかし美琴はそこで疑問に思った。この時間に教師に連絡を入れるって事は恐らく遅刻か欠席だろう。しかし今から向かえば十分間に合う時間帯に遅刻の連絡を入れるとは考えにくい。
だが、彼の服装にも問題があった。
57: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/01/09(日) 00:50:29.82 ID:jfkMHoDO
とりあえず書けた所まで!
また21時くらいに来れるように書き溜めてくる
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