779:とある複製の妹達支援[saga]
2011/05/15(日) 23:37:57.71 ID:Ah7YFTiEo
チン、と電子レンジみたいな音と共にエレベーターが七階に到着する。
直線的な通路を抜けて、安達生の部屋の前まで頼りない歩みで進む。
780:お、治ったかな?[saga]
2011/05/15(日) 23:39:27.54 ID:Ah7YFTiEo
ガチャン!
禁書目録「――しょう?」
781:とある複製の妹達支援[saga]
2011/05/15(日) 23:42:00.60 ID:Ah7YFTiEo
迫間「『歩く教会』に比べれば、頼りない教会かもしれないが……お前をそこで保護してやるから……」
禁書目録「――――!」
782:とある複製の妹達支援[saga]
2011/05/15(日) 23:42:58.82 ID:Ah7YFTiEo
迫間「(最低でも寮の外に……)」
防犯レベルもゼロな上条当麻の部屋に比べれば、まだこの部屋の方が敵に破られる可能性は低い。
『魔術』を持ち出されれば結局、破られる事にはなるだろうが、少しでも時間を稼げれば上出来だ。
783:とある複製の妹達支援[saga]
2011/05/15(日) 23:45:56.12 ID:Ah7YFTiEo
ミサカ13号の連絡を受けた時、すぐに動けて、一番近くにいたのが新倉だった。
新倉生が駆け付けた時、迫間生は男子寮の4階にまで降りてきていた。
3階から4階へと上がる階段の踊り場で、新倉は立ち尽くしていた。
784:とある複製の妹達支援[saga]
2011/05/15(日) 23:48:14.62 ID:Ah7YFTiEo
爆音と黒煙は、七階にいる新倉にも届いていた。
明らかに自分達が自爆用に使っている爆弾とは違う。
新倉「爆弾か……!? くそっ、何処の馬鹿だよ、こんな真似したのは……!」
785:とある複製の妹達支援[saga]
2011/05/15(日) 23:49:48.95 ID:Ah7YFTiEo
???「まぁ、君も殺せば問題はないかな。時間もないし……」
新倉「これはまた、見事な悪役っぷりだな……魔術師さん」
786:とある複製の妹達支援[saga]
2011/05/15(日) 23:51:38.80 ID:Ah7YFTiEo
自分だけの現実(パーソナルリアリティ)
新倉生にとってのそれは、如何なるモノであったか。
787:とある複製の妹達支援[saga]
2011/05/15(日) 23:53:45.80 ID:Ah7YFTiEo
『本当に頭のいい奴は、20歳になる前に死ぬ。それはこの世に生きることがあまりにもバカバカしいからだ』
そういえば、そんな事を書いてたっけな、桂慧大先生は。
今、こうして必死に生きて、道を切り拓こうとしている俺を桂木は笑うだろうか?
788:とある複製の妹達支援[saga]
2011/05/15(日) 23:56:20.04 ID:Ah7YFTiEo
あるべき形を与えられた炎はより強く、より激しく燃え上がる。
魔術という異法に触れ、光が影の輪郭を明確にするかのように。
そして、魔術師の放った炎と、真の形を見据えた能力が激突する。
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