368:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:10:52.80 ID:WUoUVnwX0
「罰があたっちゃうんじゃないかって思う訳よ…快楽殺人者がここまでのうのうと暮らせるわけがない、いつか体真っ二つとかにされちゃうんじゃないの私?…はは」
フレンダは自分が姉に会いたいと思う願望をかなえようと思っている事がいつか神にばれて罰が当たるのではないか、と笑って言う。
フレンダは自分が殺人者であると認めている。
そしてそれが決して許される行為ではないとも自覚している。
彼女は現に人を殺す時に快楽を感じる性質(たち)だ。
そんな彼女が幸せを追求する事を神は…いや、人は許すのだろうか。
「それは私も一緒だよ…死ぬのは…恐いけど…でも、生きるためには…戦わなきゃ。アイテムの為に…」
「…自分の為にも…ちゃんと戦わなきゃだよ滝壺。体晶使ったのは今日で二度目だけど…あれはどう見ても滝壺の体に悪いって思う訳よ!」
フレンダは滝壺の発言に首をかしげる。
『アイテムの為に』という彼女の言葉にフレンダは「何でそこまで?」と尋ねる。
滝壺は「私の居場所…ここしかないから…」と穏やかだが語調は強くはっきりとフレンダに告げる。
「…そっか…私もアイテムしかないかなぁ…それとも、もしかしたら、どこにもないかも知れない…結局…迷子って訳よ…」
「お姉ちゃんがいるんじゃないの?」
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