369:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:15:14.66 ID:WUoUVnwX0
「もう連絡先とかもわからないし…ははは…」
「さっきから…なんかごめん…フレンダ」
370:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:17:13.24 ID:WUoUVnwX0
「そろそろ寝ようか」
「そうね、ちょっと疲れちゃったし…ふぁー…あ」
371:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:18:13.20 ID:WUoUVnwX0
「別にいて良いよ」
「…じゃ…ごめん…」
372:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:19:29.50 ID:WUoUVnwX0
フレンダがまだ学園都市に来る前。
カナダにいる時の記憶とか、いろいろな事を滝壺との会話で思い出したフレンダは唐突に甘えたい衝動にかられた。
そしてその突飛な衝動にかられた発言を滝壺は否定することなく、快く受け入れてくれた。
373:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:20:08.02 ID:WUoUVnwX0
――八月二十日
Sプロセッサ社の脳神経応用分析所での戦いが終わり、翌日。
374:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:21:06.05 ID:WUoUVnwX0
相手の運命を支配した気になれるとか、正気の人間の言うことではない。
美琴は改めて昨日戦火を交えた集団に恐怖の念を抱いた。
(もっとあーゆー能力や特技を有効利用すれば良いのに…)
375:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:24:10.36 ID:WUoUVnwX0
とその時、不意に美琴を呼びかける声がかかる。
お姉様、と呼ぶのは彼女の知り合いでは白井ともう一人いる。美琴のクローンだ。
「…お姉様?ですか…?」
376:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:25:19.75 ID:WUoUVnwX0
しかし…美琴の懸念は長くは続かなかった…。
消化試合と称される戦闘の中で数人の妹達が9982号との戦いのあとに一方通行に殺されたが。
377:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:26:26.56 ID:WUoUVnwX0
――中国 北京
日本の四国程の面積を持つ北京市。
天安門から程近いマンションで静かな戦いが行われた。
378:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:28:16.03 ID:WUoUVnwX0
中国の公安や武警(ウーチン)に学園都市の技術漏えいを目論んだ者の殺害を依頼すれば学園都市の技術が少なからずそうした外部機関の目に触れる事になる。
なので面倒だがこうしてわざわざ中国まで来ているのだそうだ。
「にしても沢山の書類がありますね…っちゃんとデジカメで重要書類は撮っておかないと…」
379:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:29:01.42 ID:WUoUVnwX0
「これ…私の妹なんです…」
「妹?」
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