859:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sagesaga]
2011/11/28(月) 23:06:59.60 ID:h0pD7fkKo
>>384
薄暗闇に言葉を流し込む。
「俺ぁアイツ以外の誰が死のうとかまわないと思ってる」
いかにも少年といった声の高さ。
860:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sagesaga]
2011/11/30(水) 03:36:13.11 ID:l1oGg55Ko
>>681書き直し
抜けるような青空は人の心すら吸い上げる。からかうようにふんわりと。
やわい上昇気流の風に乗せ、空の果てをどこまでも。
ゆっくりゆっくり伸びをして、男子生徒はあくびに目を細めた。
861:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/08(木) 23:04:05.59 ID:i3wGIdBKo
久しぶりにお題行ってみましょうか
・昔話
・涙
・「ここまで来たら・・・・」
862:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/09(金) 18:21:29.36 ID:uzXRFM8AO
>>856
死にたいと思っていても実行できない主人公の臆病さと、彼の気力の無さがよく表現されていると思います
文章が上手いので、特に指摘するところがありません
男がこの後どう行動するのか、とても興味がわきました
863:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sagesaga]
2011/12/16(金) 23:37:02.45 ID:co86iikmo
>>861
駅で昔の友人に出くわした。
幾年を経た後のどことない隔絶を感じ、それでも昔話には花が咲いた。
最近のこと、昔のこと。小一時間話しこんで笑いあって。だが言い知れない寂しさを覚えて、彼と別れた後に私はこっそり涙を流した。
864:初心にかえる[saga]
2011/12/18(日) 19:20:54.32 ID:zFbleAYfo
>>105
放課後の校舎に最後のチャイムが響く。どんよりとした曇天の下、どこかさびしげに。
冬が近く、空気は冷えていた。凍える程ではないけれど肌寒さは覚えるくらいには。
その女子生徒は一人、昇降口に立って鞄を探った。あいにく折り畳み傘は入っていなかった。
865:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/19(月) 21:06:54.66 ID:Y4GR3SKmo
>>109
「好きです」
え。間抜けにも俺は聞き返していた。真夏の早朝、校舎裏。後ろを振りかえった格好で。
告白。その言葉に思い至ったのは数秒後。それでも俺は訳が分からずに声の主を見つめた。
866:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sagesaga]
2011/12/21(水) 16:19:56.69 ID:A3WND1rLo
>>110
さわやかに透明な朝の日差しが王都の大通りに降り注いでいた。今日も良い一日であることを知らせる春の陽光。
日に照らされた道脇に立つ大時計が十時を指した。その大時計の前をせわしく駆け抜ける影がある。
「やぁっべえ……」
867:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
2011/12/21(水) 16:22:57.78 ID:A3WND1rLo
俺からもお題
「上野発の夜行列車 降りた時から 青森駅は 雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で
海鳴りだけを聞いている」
868:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage saga]
2011/12/21(水) 17:14:57.46 ID:FYhh7ZDAO
>>867
「どうなってんだよ、これ……」
終点の青森駅で夜行列車を降りた瞬間、俺はとんでもない光景を目にした。
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