938:『吸血殺し編』:第5話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/01/31(月) 20:55:21.08 ID:kNHmO2dA0
上条「……しかし、まさか正面から乗り込むしか手が無いとはなぁ」
ステイル「仕方が無いだろう…それしか手が無い」
神裂「これだけの戦力です…慎重に進めば、問題は無いでしょう」
インデックス「魔術的トラップなら、私に任せるんだよ」
ディアボロ「『スタンド使い』の相手は任せてもらおう」
三沢塾の4棟のビルの内の『南棟』。
その正面入り口から、上条ら5人は中へと踏み込んだ。
外からは一切の『魔力』が感知できなかったが、
一転、内部は『錬金術師』『アウレオルス・イザード』の『魔力』に満ちている。
これでは如何なる魔術を使おうとも、侵入者はたちどころに察知されてしまう。
小細工は通じない。それ故に、一行は正面から中へと入ったのだ。
『三沢塾』の見取り図は、ステイルらが既に『学園都市』側から受け取っているため、
一応、建物の内部の間取りや構造を知ってはいるが、ここは既に『錬金術師』の『領域(テリトリー)』。
まさにこの中での戦いは危険がいっぱいッ!
上条「…如何にも普通のロビーだよな、『科学宗教』って感じはしないけど…」
ディアボロ「上条、カルトと言う奴は、外面は何かと装っている場合が多い」
ディアボロ「この先、何が出て来るかは解らんぞ」
上条「……怖い事を言わないでくださいよ、ディアボロさん」
今、この『三沢塾』は、何やら複雑な経緯の果てに、
『科学宗教』なる面妖な物信奉するカルト団体になり果てているらしいが、
少なくとも、この一階ロビーからは、そういった不気味な印象は受けない。
しかし油断は禁物。建物の間取りには、幾つもの『隠し部屋』の存在が記されていた。
そこでどんな事をしているのか、知れたものではない。
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