過去ログ - もしも『とある魔術の禁書目録のヒロインがインデックスじゃなかったら』
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(福岡県)
[sage]
2011/03/30(水) 01:32:34.66 ID:1Mf5PgwZo
美琴と分かれたあと、上条とオルソラは自宅に帰るため川の土手を歩いていた。
ふと、オルソラが口を開いた
「学園都市も同じでございますね」
「同じ?」
「豊かさの多寡はございますが、人々の思いは科学と魔術で大きく違うことはないのではないかと思います」
魔術と科学、相反する存在である。魔術側にいたオルソラにとって、科学側は多少は知っているとはいえ、未知なる世界であった。
オルソラは伝道師であった。そういう役職柄、人の内面をよく見てきた。
その彼女が言うのだろう。信憑性が高いと思う。
「私がいた世界もここも争いは絶えることはございません。それは人の思いがぶつかり合うからではないでしょうか…。」
すこし、寂しそうに夕日を見つめながら語っていた。
「一つ、お尋ねしたいことがございます」
「うん、なんだ?」
「どうして、私を助けたのでございますか?」
いつもニコニコしているような彼女であるが、どこか不安げな表情が見えた。
「仲間…だからかな」
「そうで…、ございますか」
上条の返答に対して、オルソラは落胆したように答えた。
「どうかしたか?」
「いえ、なんでもございません」
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