過去ログ - もしも『とある魔術の禁書目録のヒロインがインデックスじゃなかったら』
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89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:34:40.88 ID:1Mf5PgwZo
まるで、説教のような事を言った。それは、自分に対する言い訳であった。
人を愛する想い。それが争いを招く。それに身を投じて良いのだろうか。そういうことだった。

そして、そういう心理的ブレーキがあったため、自分への思いを聞きたいが、
聞けた質問は自分を助けた理由。それ以上のことは聞くことはできなかった。
以下略



90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:35:58.18 ID:1Mf5PgwZo
「なぁ、オルソラ」
「はい、なんでございましょう」

おんぶをしてもらって、少しして上条は口を開いた。

以下略



91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:37:37.64 ID:1Mf5PgwZo
「ふう」

上条は寮の屋上で一息ついていた。オルソラもこの生活に慣れてきたのか、1人で行動できるようになった。

「悪くないよなぁ」
以下略



92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:39:30.29 ID:1Mf5PgwZo
携帯の通話を切った土御門はある人物の前に立っていた。

「アレイスター。これで良いのか?」
「あぁ、黒子は黒子らしく、裏舞台を整えようじゃないか。土御門」
「ちっ」
以下略



93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:42:50.34 ID:1Mf5PgwZo
上条当麻は自宅へ駆け戻り、勢いよく玄関を開けた。

「インデックス。オルソラは?」

上条は家に着くなり、そう言った。
以下略



94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:56:50.41 ID:1Mf5PgwZo
上条はインデックスと一緒に町中を駆ける。駆けながら、今回の事情を伝える。

「にしても、誰も出てこないな?」
「そうだね。何かを企んでいるのかも?」

以下略



95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:57:49.46 ID:1Mf5PgwZo
上条が走っていったあと、公園でインデックスとルチア・アンジェレネが対峙した。

「私に魔術を使っても無意味だと分かっているよね」

増長しているように聞こえるが、心理戦である。かつて実力差を思い出させることによって、動揺を誘おうとしていた。
以下略



96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:59:20.18 ID:1Mf5PgwZo
(結構あるな。)

廃ビルを駆け上がる上条。エレベータが使えれば良いのだが、廃ビルのため電気は通っておらず、階段を駆け上がるしかないのである。
学園都市は意外にも廃ビルが多い。
科学側の最高技術が集う場所であるため、技術の新陳代謝が激しく、それに伴う研究室や実験場の新造や放棄も多い。
以下略



97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:59:56.82 ID:1Mf5PgwZo
「邪魔するなら…」

と、アニェーゼはそう言いながら、蓮の杖を大きく振り飾る。
だが、上条はそれが何かは知っている。そして、拳を構え、アニェーゼの方に駆けた。

以下略



98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 02:04:23.88 ID:1Mf5PgwZo
「けほっ」

咳のして、目を醒ますオルソラ。周りの様子を見て、自分の置かれている状況を理解した。

「目をさましましたか。シスター・オルソラ」
以下略



99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 02:05:34.53 ID:1Mf5PgwZo
アニェーゼは上条を直接狙わない。右手に塞がれてしまうからである。
だから、床を破壊することによって、上条の足場を乱し、そこを蓮の杖で薙ぎ払うような攻撃を繰り返していた。
が、上条もおおよそどこに攻撃するかは分かっていた。アニェーゼの動きから判断できるのである。

(全く当たらない)
以下略



100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 02:06:49.57 ID:1Mf5PgwZo
アニェーゼは尻餅をついた。今のに巻き込まれればただではすまない。
ところが、そのようにはならなかった。

「へへ、どうした」

以下略



101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 02:08:23.44 ID:1Mf5PgwZo
と、どこからともなく、土御門元春が現れた

「よっと。見せつけてくれるな。かみやん」
「って、土御門。お前、いつから見てた」
「うーん『よく聞いて下さい』の所からかにゃ?」
以下略



102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 02:09:40.54 ID:1Mf5PgwZo
「あ、それとな。オルソラとアニェーゼ、あと10人くらいエロい意味で手をだすにゃ」
「は?」

上条とアニェーゼ。ともに口をあんぐりと開けていた。

以下略



103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 02:10:45.69 ID:1Mf5PgwZo
数日後、寮の屋上に上条と土御門はいた。土御門に事の結末を聞くためである。

「なるほどな、学園都市に教会を建てて、そこに匿ったのか。よく魔術側の人間が科学側に匿われるなんて…」
「世の中、科学側と魔術側で綺麗に分けられているということでもないんだにゃー」
「お前みたいなやつもいるしな」
以下略



104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 02:12:21.15 ID:1Mf5PgwZo
余談

アニェーゼは凄く困惑していた。もともと、上条当麻に格好良く告白して二度と会わぬつもりだったが、
結果として、告白した本人とは疎遠にならず、しかも地理的に距離が近くなっているのである。
ぶっちゃけ。格好悪いのである。
以下略



105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 02:22:16.55 ID:1Mf5PgwZo
以上です。

こちらが、予告していたオルソラの短編です。
先に報告していた通り、時間がなかったのでかなり作りは荒いです。
アンジェレネが出ていたのに、台詞がまったくないとか
以下略



106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2011/03/31(木) 02:08:53.05 ID:c8tV1leAO

ローマ組はみんな可愛いよ


107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/03/31(木) 10:16:18.90 ID:wUr93kSj0
そりゃ口調はところどころあれだけど
凄い完成度だと思うよ。
オルソラもアニェーゼも最高だった!!


108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/05/04(水) 21:24:51.48 ID:wuS/Ek/ro
ご無沙汰しております。投下している者です。
予告していたSSですが、作成の時間がなくて作成できませんでした。
申し訳ございません。

あと、今後、私的なことでかなり忙しくなるので、投下もままならなくなりそうです。
以下略



109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/04(水) 21:49:24.83 ID:NUkgnlYMo
周りに投げるんじゃなくてhtml化依頼出せよ


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