過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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291:1[sage]
2011/05/29(日) 13:34:40.93 ID:Pf5XoML+0
大変遅くなってすみません
保守ありがとうございました!

久しぶりの続きです


292:1[sage]
2011/05/29(日) 13:37:07.92 ID:Pf5XoML+0

予想では、もっと険悪な感じになるだろうと思っていた。
こちらとしてはそのつもりは全く無いのだが、最悪ドンパチになる事も覚悟していた。

それ故に、この様な迎え入れは予想外だった。
以下略



293:1[sage]
2011/05/29(日) 13:39:14.00 ID:Pf5XoML+0

周囲に衛兵しか居ないこの状況。
私はこの聖ピエトロ大聖堂に来るまでに、おおよそ一般人の姿というものを上空から目撃する事は一度も無かった。

私がここに来るであろう事を予め知っていたとしか思えない、まさに用意周到と言うべき状況である。
以下略



294:1[saga]
2011/05/29(日) 13:40:42.90 ID:Pf5XoML+0

サーシャ「聖下ですか?」

マタイ「いかにも。話は聞いている、中(聖堂)に入ってきなさい」

以下略



295:1[saga]
2011/05/29(日) 13:42:29.91 ID:Pf5XoML+0

さてもさても、私達は上空からゆっくりと地面に降りていった。

久方ぶりの地の足を着ける感触。
指先からふくらはぎまで筋肉が張り詰めるのが妙に心地よかった。
以下略



296:1[saga]
2011/05/29(日) 13:43:49.67 ID:Pf5XoML+0

五和「…どうやら、かなり強力な結界が機能しているみたいですね…」


ふと、聖堂内の回廊を歩いてる最中、五和がそんな事を口にした。
以下略



297:1[saga]
2011/05/29(日) 13:48:05.75 ID:Pf5XoML+0

特別な技術とか心構えとか意識とか、そういう類のものは一切必要ない。

ただ普通に、当たり前の様に。息を吸って吐く事となんら変わらない気分で。

以下略



298:1[saga]
2011/05/29(日) 13:52:31.19 ID:Pf5XoML+0

五和「彼女を天使と認める事は、あなた方ローマ正教にとってこれ以上無いくらいに不都合なはずですよ!?」

マタイ「無論、その様な事は十二分に承知している」

以下略



299:1[saga]
2011/05/29(日) 13:54:31.70 ID:Pf5XoML+0

確かに、ローマ教皇の言う事は正しい。何も間違ってなどいない。
だが、戦争がどうとか言いたいわけではなく、それどころか説得しようと試みるわけでもなく。

これだけははっきりさせておきたいと、ちゃんと確認しておきたいと、そう思っただけだった。
以下略



300:1[saga]
2011/05/29(日) 13:57:23.62 ID:Pf5XoML+0

確かに、教皇は神に選ばれた存在ではない、人によって選ばれた地位だ。
教皇であるマタイ本人もそれを気にしている。

だが、しかし、だからと言って
以下略



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