過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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298:1[saga]
2011/05/29(日) 13:52:31.19 ID:Pf5XoML+0
五和「彼女を天使と認める事は、あなた方ローマ正教にとってこれ以上無いくらいに不都合なはずですよ!?」
マタイ「無論、その様な事は十二分に承知している」
299:1[saga]
2011/05/29(日) 13:54:31.70 ID:Pf5XoML+0
確かに、ローマ教皇の言う事は正しい。何も間違ってなどいない。
だが、戦争がどうとか言いたいわけではなく、それどころか説得しようと試みるわけでもなく。
これだけははっきりさせておきたいと、ちゃんと確認しておきたいと、そう思っただけだった。
300:1[saga]
2011/05/29(日) 13:57:23.62 ID:Pf5XoML+0
確かに、教皇は神に選ばれた存在ではない、人によって選ばれた地位だ。
教皇であるマタイ本人もそれを気にしている。
だが、しかし、だからと言って
301:1[saga]
2011/05/29(日) 13:58:54.49 ID:Pf5XoML+0
マタイ「ふむ……」
暫く黙考する教皇マタイ。
302:1[saga]
2011/05/29(日) 14:05:02.31 ID:Pf5XoML+0
マタイ「いいだろう」
五和「えっ…」
303:1[saga]
2011/05/29(日) 14:08:14.54 ID:Pf5XoML+0
マタイ「この件、あくまでもローマ教皇として協力させてもらう。
ただの一信徒であるマタイ・リースは常に神の意志を尊重するものと思え」
サーシャ「第一の解答ですが、元よりそのつもりです」
304:1[saga]
2011/05/29(日) 14:09:49.76 ID:Pf5XoML+0
マタイ「それに、お前にとって必要な知識を探し出すために何冊も原典を閲覧するというのは、
効率が悪いという話以前に、あまりにも無謀すぎる」
五和「確かに…まるで5/6の確率でハズレを引いてしまうロシアンルーレットみたいですね…」
305:1[saga]
2011/05/29(日) 14:12:13.70 ID:Pf5XoML+0
マタイ「仕方が無い、みなにも覚悟を決めてもらうしか道は無いな」
サーシャ「第一の解答ですが、それには反対です。私のためにみんなを犠牲にするなど」
306:1[saga]
2011/05/29(日) 14:19:33.73 ID:Pf5XoML+0
嫌になるくらいにやたら高いハードルが沢山並んでいる。
それを、他人を食い物にして飛び越えていけと言うのだろうか?
そんな事をしなければ、私は大切な人たちと一緒に居ることさえできないのか?
307:1[saga]
2011/05/29(日) 14:20:49.67 ID:Pf5XoML+0
突然、外から強烈な爆発音が響いた。
それに乗じて、喧騒があちこちから沸き上る。
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