過去ログ - ハルヒ「鬱だ、死のう」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 20:18:40.40 ID:pQ8U3muAO
ちょっと休憩


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/06(日) 20:37:41.18 ID:mKBCZX+X0

朝倉少尉殿は入部されるのでありますか?


26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 21:29:30.11 ID:pQ8U3muAO
 ――昼休み、早めに弁当を片付けた俺は文芸部部長(部員が一名なら当然だが)との交渉をするべくまだ見ぬ長門さんの姿を探していた。
 長門さんの所属するクラスの奴が言うには彼女は昼休みはいつも一人きりで文芸部室にて食事しているらしい……うん、やはり変わり者なのは間違いない。
 しかし俺は今からその変わり者にすら変人呼ばわりされかねない用件で彼女の元へ向かっているのだ、まったく初対面の女子に「不思議なことを探す部活を作るからに部室貸せ」と要求に行くなんて数ヶ月前の俺なら考えもしない奇行だ。
 人間なにが転機となり道を踏み外すのか分かったもんじゃない。
 なんて考えている内に文芸部室に到着してしまった。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 21:30:22.66 ID:pQ8U3muAO
文芸部部長、長門有希が長台詞をつっかえもせずに一息で言い切る。
「…………」
 俺はというと絶句していた、あまりの衝撃に息もできない。
「なんだい自分からノックをしておきながらダンマリかい?あまり感心はしないな、第一人の顔を見るなり絶句なんて無礼千万じゃないか」
 違う、見た目じゃない。いや、確かに長門有希の見た目も俺の予想外だった。髪型はボブより更に短く刈り揃えられていて全身スラリとした起伏の少ないスタイルはドチラかと言えば体育会系をイメージさせる。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 21:31:57.59 ID:pQ8U3muAO
「佐々木?よくある姓ではあるが僕の知り合いには今のところ佐々木に該当する存在は居ないな。そもそも君はこの部屋を文芸部室と知って訪れたのだろう?ならば君が捜しているのはこの長門有希ただ一人の筈だが」
 うん、やっと落ち着いてきた。
 確かに佐々木も変わった奴だったが今見た限りは長門もかなりの変わり者だそれならば喋り方の一つや二つが被っていても仕方がない。
「ああ、俺はだな……」
 そこで少しだけ悩む、いったいなんと説明すべきなのか?軽い自己紹介から入るべきか?それともいきなり本題からいくか?
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 21:33:57.88 ID:pQ8U3muAO
 初対面の相手を呼び捨てにするのは些か気が引けたがしゃべり方のせいか不思議と長門有希は話しやすい女だった。
「それは大変興味深いね。それでは入部希望者でもなく僕個人の友人でもない君はいったい如何なる用件でこの部室にやってきたのかな?」
 どうでもいいが長い、もっと意訳して喋ったらどうだ?
「近々俺達は新しい部活もしくは同好会を立ち上げたいと思っているんだが。部室がない、更に言えば部員と顧問もいない」
「なるほど。つまりそれで部室、部室、全てがあり尚且つ乗っ取りやすい部として我が文芸部に白羽の矢が立った。という事かな?」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 21:35:28.70 ID:pQ8U3muAO
「今日中に作りたい」
「はい?」
「今作ると言った部活だ。今日中に作りたい」
 それにハルヒにも今日中に部室はなんとかすると言ってしまった。男が一度口に出した事を曲げるわけにはいかん。
「――中々に無茶苦茶な男だね、君は」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 21:36:25.56 ID:pQ8U3muAO
「……痛い所を突くね」
「だいたい、ハルヒに聞いた所によると、この部には顧問らしい教師すらいないらしいじゃないか。そんな部活が許されるなら俺達の部活も……」
 俺が熱く語っていると。
「少し、待ってくれ」
 珍しく(恐らくだが)長門が大きな声を出した。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 21:37:47.76 ID:pQ8U3muAO
「……ああ、部室かい?それならば好きに使ってくれて構わないよ、むしろこちらからお願いしたいぐらいだ」
 先程までとはうって変わって好意的な長門。まあ、そういう変化ならば歓迎しよう。
「ところで部長の涼宮さんはどこに?少しばかり彼女と話してみたいのだが?」
 そういえばハルヒと長門は仮入部の際に面識があるのか……
「俺は構わんぞ。部室を提供してくれるのならハルヒも喜ぶだろうしな」
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 21:38:48.06 ID:pQ8U3muAO
 仕方なく俺は長門を連れて学生食堂に移動したがそこにもハルヒは居ない。
 ヘタに探し回るよりも時間を置いてまた教室に戻った方が効率的だと判断した俺と長門は食堂の外部テーブルに腰掛けて時間を潰すことにした。
 部室の礼と連れ回した詫びにとコーヒーをおごってやると長門は案外嬉しそうに感謝の言葉を述べてコーヒーの紙コップを口に運んだ。
「……」
「…………」
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 21:40:06.81 ID:pQ8U3muAO
「ではもう昼休みも終了する時間だそろそろおいとまさせて頂くよ」
 俺が新部活動について熱く語っていると長門が急にそう切り出してきた。
「そうか、もうそんな時間か……ってちょっと待て長門、まだハルヒとお前の顔会わせが済んでないじゃない」
「そんな事はない。ほらそこを見てみたまえ」
 長門が何気なく指をさした草むらの中に……涼宮ハルヒは確かに存在した。
以下略



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