過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2011/02/25(金) 08:49:10.03 ID:4w6URmLDO
そして、ガシッ!! と第0位の腕が掴まれた。
以下略
256
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2011/02/25(金) 08:51:05.68 ID:4w6URmLDO
とりあえず投下しゅーりょーです
次の上映時間は14時頃になります
257
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>>1っちまうんです
2011/02/25(金) 14:09:13.45 ID:4w6URmLDO
では投下します。
258
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2011/02/25(金) 14:10:21.57 ID:4w6URmLDO
バキバキバキ、と背中の氷の翼が音を立てて崩れていく。一方通行の腹を貫通した剣も同様に、粉々に崩れる。
どれもこれもが、月明かりに照らされて星の瞬きのように輝いていた。
以下略
259
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2011/02/25(金) 14:11:11.82 ID:4w6URmLDO
言い終えた途端、大量の血を吐き出す。即座に口元を押さえ、眉を顰める。
蓄積されたダメージが確実に一方通行を蝕んでいる証拠だ。
今でさえ腹部に刺された穴をベクトルで操作で血を最小限に抑えているが、それも時間の問題。
以下略
260
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2011/02/25(金) 14:12:06.23 ID:4w6URmLDO
気付いた時は既に、彼はそのまま地上へ叩き付けられた。
戦車に備える大砲が発射したような轟音が辺りに響き、アスファルトに小規模のクレーターが無人の大十字路に具現する。
ビリビリと地響きが数秒間、木の葉がざわめきビルの窓が揺れ、歪んだ地盤に信号機の体重が傾いて転倒。
以下略
261
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2011/02/25(金) 14:12:53.12 ID:4w6URmLDO
「保険を掛けて正解か。仮面は右上部破損だが、戦闘の際に問題は見られない」
以下略
262
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2011/02/25(金) 14:13:37.46 ID:4w6URmLDO
相変わらずの口調で、一方通行の状態を丁寧に説明。
つまり一方通行が空から地上へ落下の原因は、彼が引き起こしたという事。
以下略
263
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2011/02/25(金) 14:14:30.78 ID:4w6URmLDO
見上げて視認した第0位の顔面は、破損で露わになった片目。
光を宿さない空虚の瞳は、皮肉にも『超電磁砲』のクローン体を窺わせる。
以下略
264
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2011/02/25(金) 14:15:36.76 ID:4w6URmLDO
「潔いな。逃避手段を行使する様子が見られない」
「……そォだな。まずテメェから逃げ切れるとは思えねェ。どォせストーカーみてェに纏わり付くンだろ?
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2011/02/25(金) 14:16:58.26 ID:4w6URmLDO
一方通行は思う。振り返れば、憎くも反吐が出る人生だったと。
何度、この手で人の血を浴びて罪を蓄積してきたか。
何度、罪滅ぼしと幼い少女とクローン体を護ってきたか。
以下略
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