1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/16(水) 23:21:05.96 ID:9ITe364Y0
和ちゃんといけない女教師のうふふふん
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/16(水) 23:21:37.08 ID:9ITe364Y0
はじめに、屋上。
和「校内は禁煙ですよ、山中先生。」
風の強い夏の日、絵の具をうすくとかしたような西の空を眺めながら屋上で煙草を吸っていた時のこと。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/16(水) 23:22:30.50 ID:9ITe364Y0
さわ子「そんな悪い生徒はうちにはいないって。」
和「どうでしょうね。先生がこれだから。」
さわ子「大人は大変なのよ。」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/16(水) 23:24:27.82 ID:9ITe364Y0
いそうにないな、と思いながらも試しに訊いてみる。
和「いません。」
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2011/02/16(水) 23:25:20.61 ID:9ITe364Y0
和「先生が禁煙したら考えます。」
まじめにそんな答えが返ってくるとは思わなかった。
心臓が5センチくらい跳ね上がった。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/16(水) 23:26:11.46 ID:9ITe364Y0
とはいえ、彼女には意外とふざけたところもある。それに気付いたのは例の軽音部での集まりのことだった。
屋上での出来事にさかのぼる初夏のこと。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/16(水) 23:29:29.32 ID:9ITe364Y0
目的地に着くと、店先で他の子たちが待っていた。先に部屋を確保してくれていればいいのに。
メンバーの中には唯ちゃんの妹の憂ちゃんや、軽音部とは関係のない和ちゃんまでいた。
軽音部の集まりとはいうが、それは私を都合よく呼び出すまでの名目で本当はただの遊びだったのだろう。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/16(水) 23:31:03.46 ID:9ITe364Y0
和「私はいいですよ聴いてるだけで。下手だから、恥ずかしいです。」
さわ子「だめよ、楽しまなきゃ。それにりっちゃんだって歌ったんだから。」
律「せんせー、それってどういう意味ですか?」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/16(水) 23:32:41.91 ID:9ITe364Y0
屋上での会話からしばらく変わったことはなにも起きなかった。
ほんらい生徒との間に何か起きる方がおかしい。
それでもホームルームや授業の時間、彼女のふとしたしぐさが、折々心にふれた。
ひょっとして自分に目配せしたのでは、とか。
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