1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/21(月) 01:03:57.49 ID:ZQg/uibF0
ほむら「……ほむほむ?」
まどか「あ、あの、ご……ごめんね?気を悪くしないで欲しいんだけど……でも、もしよかったらこれからほむらちゃんのこと、そう呼んでもいいかなって……」
ほむら「鹿目まどか」
まどか「は、はい」
ほむら「何か勘違いしているようだから改めて言っておくけれど、私はあなたたちとなれ合う為にここにいるわけではないの。それをわきまえて貰えるかしら」
まどか「はは、そうだよね……。やっぱり、ダメだよね……」
ほむら「話が終わったのなら私は失礼するわ」
校舎裏にて。
ガンガンッ
(馬鹿馬鹿私の馬鹿。どうしてあそこで「それなら私は、まどっちと呼ばせてもらうわ」と切り返せなかったの……?毎日綴っている妄想ノートであれだけ繰り返し夢想したシチュが向こうから転がり込んできたというのに……)
(クールなキャラを徹底するあまり自分を見失っているのではないの、暁美ほむら?ああ、でも今更このキャラを崩すわけには……)
(まったく、どこまで私は愚かなの……。何度壁に頭を打ちつけても足りないくらい……)
ガンガン……ガンッ
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/21(月) 01:06:11.27 ID:ZQg/uibF0
30分後。一人下校するほむら。
(はあ……いつになったら現状を打破できるのかしら)
(あら?あれは確か……)
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/21(月) 01:07:54.54 ID:cMuGzKFao
ほむほむとしかしゃべれない病気になったのかと思った
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/21(月) 01:09:11.41 ID:ZQg/uibF0
30分後、まどかの部屋。
さやか「いやー、しっかし杏子さんがこんなに話せる人だったとはねー」
杏子「なにが「いやー」だよ、てめーは。あん時本気で殺そうとしてたろ」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/21(月) 01:12:10.40 ID:ZQg/uibF0
まどか「あ、見てたんだ……。実は、そうなんだけど」
杏子「どうしたってのさ」
まどか「う、うん。あのね、私、ほむらちゃんと少しでも親しくなろうと思って、あだ名で呼んでいい?って聞いたの。そしたら、なれなれしくするな、みたいな感じで……」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/21(月) 01:14:37.83 ID:ZQg/uibF0
窓の外。部屋を覗くほむら。
(何やらとても楽しそうね……。いったい何の話をしているのかしら)
(ここからでは話の内容がよく聞こえないわ。何となく私の名前が出ていたような気もするけれど)
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/21(月) 01:20:45.93 ID:ZQg/uibF0
QB「なるほど、君はこの事実を伝えることでまどかに余計な心配をかけたくないんだね。友達思いなんだね、暁美ほむら。でも、僕としてはどうすればいいのか、判断に迷うよ。君の思いをくんでこの場は口をつぐんでおくか、それとも事実をありのままに伝えるか……。はぁ」
(この腐れ外道が……!)
ほむら「……何をすればいいの」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/21(月) 01:21:56.14 ID:ZQg/uibF0
翌日、教室。
(うっ、まどかの周りにさやか&ひとみが輪を作っていて話しかけづらい……)
(でも何とかしないと……あの糞淫獣に弱みを握られているからには……)
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/21(月) 01:26:35.72 ID:ZQg/uibF0
ほむら「待ちなさい、鹿目まどか」
まどか「!ほ、ほむらちゃん……。何……?」
ほむら「な、何と言われると困るのだけど……。その、あなた魔法少女についてどう思っているのかな、と思って……」
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