過去ログ - 上条「美琴、愛してる」【鬱あり】
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153:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/03/14(月) 04:25:58.84 ID:lnrjtwnSO
彼らは能力者だった。
レベル0が二人、レベル1が一人、レベル2が二人。
ある少年は、スキルアウトになった。
ある少年は、優秀な兄と比較される毎日にうんざりしていた。
ある少年は、得た能力の偏りを理由に苛められていた。
以下略



154:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/03/14(月) 04:57:45.35 ID:lnrjtwnSO
―――――――――
――――――

日曜日。
ランチタイムのピークを過ぎたファミレスJoseph'sは、比較的空いていた。
以下略



155:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/03/14(月) 05:15:27.16 ID:lnrjtwnSO
当麻に言わせれば、繋いだ手を離したり、
まして対面に座ったりすると美琴が涙目になるから、
という言い訳はあるのだが、端から見ればどこから見てもバカップルの類いである。
まあ、ファミレスという公衆の前でなければ当麻もノリノリなので、強くも言えない。
もともと尻に敷かれる質の上条当麻である。
以下略



156:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/03/14(月) 13:22:07.30 ID:lnrjtwnSO
そのグループが店に入って来たとき、二人が顔を向けたのは全くの無意識だった。
或いは、幾つかの修羅場を潜り抜けて来た人間に特有の、予感めいたものを感じたのか。
当麻と美琴が顔を上げた正面に、五人の少年が見えた。

ライダースを着込んだ少年と、学生服の四人。
以下略



157:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/03/14(月) 13:32:54.13 ID:lnrjtwnSO
学生服の一人が拳銃をウェイトレスに向ける前に、
美琴の右手は少年たちに向けられていた。
一瞬の後には、美琴の電撃が武装した少年たちを薙ぎ払っていただろう。

瞬間的なストレスに、すがるものを探した美琴の左手が、当麻の右手を握ってさえいなければ。
以下略



158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/14(月) 15:39:33.61 ID:FqLqbI3SO
楽しみにしてます


159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/15(火) 06:44:16.34 ID:rNp9hmFAO
そろそろ鬱入りま〜〜〜〜〜〜す


160:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/03/15(火) 18:41:05.55 ID:Y6K775ASO
当麻は銃口に背を向けて、美琴を抱き締める。
直後、庇って庇いきれぬ着弾の衝撃が、当麻の身体を美琴に叩き付けた。

「がは……!」

以下略



161:鬱書 ◆lR7XigGLms[sage]
2011/03/15(火) 18:56:38.81 ID:Y6K775ASO
―――――――――

少年たちには躊躇いや容赦というものが無かった。
店内に居た客たちは壁際に並び、座らされている。
抵抗や反抗の素振りを見せた者は、散弾銃のゴム弾や拳銃の実弾を撃ち込まれ、
以下略



162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/03/16(水) 11:02:40.26 ID:ATC4WT8c0
メ欄にsaga(≠sage)推奨
詳しくはex14.vip2ch.com


163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/19(土) 10:09:16.29 ID:5Q26j0hm0
書き溜めてんのかな・・


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