過去ログ - 上条「俺達は!」上条・一方「「負けない!!」」
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967:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:56:38.88 ID:SrTCrj+y0





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968:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:57:58.57 ID:SrTCrj+y0
「――大天使そのものを呼ぶ魔術などをね」

男は、そこで初めて表情を変えた。

何物も包むような笑顔から、一抹の虚しさを感じさせるような、無表情に。
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969:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:59:10.78 ID:kwqOvPUb0
「私はすぐに彼と交渉しましたよ。彼の望みを叶える代わりに、術の再構築を手伝うようにね」

男の台詞に、土御門はさらに解答を得る。

それがさっきの魔術で覗いた最後の映像の正体、という訳か。
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970:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 10:02:04.98 ID:nIYSYFob0
「あの男、二重人格でしてね。彼の姿が変わっていないのは、もう一人の人格と入れ替わっただけの事なんですよ」

「……何だと」

思いもしなかった解答に、土御門は一瞬理解が追い付かなかった。
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971:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 10:04:35.78 ID:11kiOVRb0
「火野を犯人と勘違いした貴方達のおかげで、私は当たりを付ける時間が取れましたよ」

なるほど、と土御門は理解する。

こいつは遠くから、堕とされた天使が上条の近くにやってくるのを監視していたのだ。
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972:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 10:05:51.20 ID:C24O4KX+0
「馬鹿な事を」

ずっと黙っていた神裂が、男を否定するような言葉を吐き捨てた。

「天使を人間が操れるはずがありません。彼らはあくまでも神の下僕(道具)。人間など、簡単に捩伏せるでしょう」
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973:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 10:06:57.04 ID:JbHgzltm0





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974:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 10:09:03.97 ID:95WloiCF0
「て、メェ…………ッ!!」

ギリギリと歯ぎしりを起こしながら、上条は魔術師を凝視する。

頭に血が凄まじい速度で昇るのを、感じていた。
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975:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 10:10:18.20 ID:EWN95ybH0
完全に上条の動きを封じつつ、土御門は魔術師を注意深く見る。

「そんなモンで何をする? まさか本気で世界転覆なんかするのか?」

厳格な声色で話す土御門の声に、上条はふと思い出した。
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976:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 10:14:05.91 ID:Zi0wEbM20
あまりのくだらなさに、上条は言葉を失う。

そんな彼の考えなど知らずに、魔術師は演説でもするかのように堂々とした調子で語る。

「現在の世界は実に情けない。手段に過ぎない『科学』にパワーバランスを取られて、揚げ句には折り合っている」
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977:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 10:14:49.74 ID:Zi0wEbM20
「……させませんよ」

砂を踏み、神裂が前に一歩出る。

先程以上の『闘気』を漲らせて、彼女は立っていた。
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