62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/06(日) 23:57:25.73 ID:cWK+k8160
「そしてそこで超能力を吐き出して兵器開発を行っていると。原料の供給者として。」
さらに顔を近づけてきた。
営業スマイル。
虚構を顔に張り付かせ
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2011/03/06(日) 23:58:35.97 ID:cWK+k8160
◆ ◆
「哀川のお姉さん、伊織ちゃんくたびれちゃいましたよう。」
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2011/03/06(日) 23:59:38.31 ID:cWK+k8160
「いやー。まさかの私もここまで人識くんが上手く隠れてるとは思わなかったもんでな。」
伊織ちゃんをめんどくさそうに払いのけながら
赤い女性は心底楽しそうに笑っている。
これが
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:00:43.66 ID:bDcKIkGj0
「じゃあまだ人識くんが遠くに行ってないうちに捕まえようぜ。」
とのことだったが…
もう3日は探しているのに、全く見つからない。
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:01:57.62 ID:bDcKIkGj0
「うーん、こうなったら、『人探しでは哀川潤以上かも』という人を頼りますか…。」
「え?そんな奴いるの?」
「エラルド=コイル。」
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:03:09.79 ID:bDcKIkGj0
「まぁそういうわけで伊織ちゃん、そろそろ私はタイムアップだ。」
「えー、哀川のお姉さんどこ行くんですか?私一人で人識くんを探すんですかあ?」
いんや、と指を振る哀川さん。
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:04:31.07 ID:bDcKIkGj0
「しょうがないじゃん。見つからなかったんだから。これ終わったらロハで人識くん探し請け負ってやんよ。」
と言って、一枚の写真を取り出した。
それは――偽者が持っていたものと全く同一のもの。
哀川潤の目が暗くなる。
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:06:03.16 ID:bDcKIkGj0
「こいつ、いい奴だったんだぜ?本当に。それがこうだ。学園都市の闇に堕ちたとか言ってたが…。」
人類最強は空を見上げた。
といっても、ここから空は見えない。
木々の葉が折り重なるように
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:08:39.28 ID:bDcKIkGj0
「哀川のお姉さん…泣いてるんですか?」
「…はっ!一歩間違えば私も、真心ちゃんもこうなってておかしくなかったからな。おかしくて涙が出ただけだよ。」
また強がって…
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/07(月) 00:14:52.79 ID:bDcKIkGj0
「…うふ、うふふふ…。」
不気味に笑う。
嗤う。
零崎双識が最後に発掘した才能。
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