過去ログ - まどか「仮面ライダー?」翔太郎「魔法少女?」映司「魔女?」
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2: ◆WDUU7xtdEo[sage]
2011/03/05(土) 08:51:45.90 ID:bltTvwEeo
もう一回酉テスト


3: ◆WDUU7xtdEo[sage]
2011/03/05(土) 08:54:47.21 ID:bltTvwEeo
崩壊する街、天に浮かぶ巨大な歯車。放たれる光線が更に街を砕いていく。終わりは、もう止められない。
「――ッ!」
血が出るほどに、強く、唇を噛み締める。眸から溢れる涙を止める事が出来ないまま、少女は空を翔ける。
幾重にも重なる光線を、その腕につけた円盤で防ぎ、防ぎ――そして、その衝撃に耐え切れず吹き飛ばされる。
「っ……ぁ!」
以下略



4: ◆WDUU7xtdEo[saga]
2011/03/05(土) 08:56:26.52 ID:bltTvwEeo

――気づけば、世界は白に包まれていた。

白の濁流に掻き消されていく街。諦観にも似た絶望に襲われながら、少女はその濁流の中で耐えていた。
「また…………」
以下略



5: ◆WDUU7xtdEo[saga]
2011/03/05(土) 08:56:53.64 ID:bltTvwEeo
***

風都、そこは風の止まない街。良い事も悪い事も含めて全てを包み込む街。
かつては、ガイアメモリなるデバイスを使って人間が変身した怪物、ドーパントによる犯罪が多発していた街。
まるで魔法のような不可思議な能力を使ったドーパントの犯罪はこの街の人々を苦しめた。
以下略



6: ◆WDUU7xtdEo[saga]
2011/03/05(土) 08:57:44.48 ID:bltTvwEeo
***

季節は春を迎えていた。桜並木は満開を迎え、風都の風に吹かれて桜の花が空を舞う。
この街にとって欠かせないランドマークでもある風都タワーは、とある事件で倒壊したが今は再建され、
今日も大風車が静かに風を受けて回っていた。
以下略



7: ◆WDUU7xtdEo[saga]
2011/03/05(土) 08:58:29.66 ID:bltTvwEeo
「探偵は自分から営業なんてしねえんだよ、亜樹子。こうして椅子に座って静かに依頼人を待つ。
 そう――それが探偵ってやつさ……」
深く椅子に腰掛け、顎に手をあてつつキザなポーズ。と思いきや、ハリセンが再び翔太郎の頭をはたいた。
「なーに、かっこつけてるかハーフボイルド!」
「誰がハーフボイルドだ!」
以下略



8: ◆WDUU7xtdEo[saga]
2011/03/05(土) 08:59:29.39 ID:bltTvwEeo
***

「…………夢オチ?」
夢から覚め、鹿目まどかは呟いた。
なんだか、ひどく現実味のある夢だった気がする。空を飛ぶ女の子がいて、空には大きな歯車があって。
以下略



9: ◆WDUU7xtdEo[saga]
2011/03/05(土) 09:01:35.44 ID:bltTvwEeo
「いやー、危なかった危なかった。ねえ君、大丈夫だった?」
「え、あ……はい」
バランスを崩していたまどかを立たせ、エスニック風の服装をしたその男の人は
屈託のない笑顔を彼女に向けた。
邪気を感じない、というのはこういう事を言うんだろうとまどかは思う。
以下略



10: ◆WDUU7xtdEo[saga]
2011/03/05(土) 09:03:44.45 ID:bltTvwEeo
***

巴マミは、今日も独りだった。クラスから孤立している、という意味も多少はあったけど。
だが、本当の意味は、彼女が魔法少女だから、ということ。

以下略



11: ◆WDUU7xtdEo[saga]
2011/03/05(土) 09:04:43.13 ID:bltTvwEeo
ソウルジェム、それは魔法少女の『魔力』の源。それが光を帯びるという事は、『魔女』が近くにいるか
あるいは――自分と同じ『魔法少女』がいるという事。

「――――」

以下略



12: ◆WDUU7xtdEo[saga]
2011/03/05(土) 09:05:26.57 ID:bltTvwEeo
それに、登校途中の学生が一斉に振向く。
「ったぁ! 待て、待ってくれ! 俺は怪しい者じゃねえ!」
マミに声をかけた青年は必死に弁明していた。目を点にして見つめるマミだったが
次の瞬間、
「なぁ〜に、中学生を驚かせてるかバカモン!」
以下略



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