過去ログ - 死んじゃわない彼女と夢見がちな僕等
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/06(日) 13:21:14.41 ID:M4hWSeDR0


……寒々とした日が続く今日日、2月という冬真っ盛りなこの忌々しい季節。



本能にしたがうなら、マイホームで炬燵に入りぬくぬくとした部屋の中でくだらないテレビでも見ていたいのだけど……。
平日の真昼間というわけで学生という身分である僕は大人しく登校せざるを得なかった。
その学校も残すところあと2校時、はやく帰りたいな。

「じゃあ、次のページを開いて―――」

と先生のやる気のなさそうな声が響き、辺りからぱら…ぱら…とページをめくる音が聞こえる。
とりあえず、と僕も教科書を捲る。
そして教科書とノートの位置を変えるために教科書を持ち上げた。

(落書き……?)

そのとき、机の上に何かが書かれているのが見えた。
だがそれは窓から差し込む日光で反射していて、ぱっと見何を書いているかわからない。

「……」

さて、この授業は始まって十数分だが、まったくさっぱりわからない内容の授業にも飽きてきたところだ。
すでに寝ている奴もいる。

(暇つぶしにはなるか)

僕はそんな軽い気持ちで読み始めた。


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