過去ログ - 死んじゃわない彼女と夢見がちな僕等
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/06(日) 13:33:15.20 ID:M4hWSeDR0
「ふふ……そうか、君があれを見たんだね」
嬉しそうに微笑むけど、やはりその笑顔はぎこちない。いつからここにいたんだ。
いや、さっきの授業が終わってからだろうけど。
「なぁ……自[ピーーー]る気ないなら、戻らないか」
そろそろ限界そうな彼女に一つ提案してやる。
「そ、それはいい案だ。は、はやく戻ろう。わたしが凍死してしまう」
そいつは立ち上がり、先に扉へ向かっている僕の後をおぼつかない足取りでついて来る。
(こいつ、小さいな)
何なんだこいつ、自[ピーーー]る気ないのかよ。
何がしたかったんだ、という疑問は置いておいて。
まず、僕はそう思った。
150cmくらいか? ちなみに、僕は165cm。
そして、全体的に華奢なのだ、たとえるならよく出来た人形。
その容姿は、綺麗な黒髪を肩まで伸ばし、前髪を小さな白い髪留めで止めている。
そして透き通るような白い肌、高校生には見えない童顔。
出会いが素敵な出会いであれば、一目で恋に落ちてしまう
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