過去ログ - インデックス「とうま・・・・・・おいしそうだね」
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79: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:13:24.94 ID:tQMxf1Mi0

美琴「すみません先生!私、上の階を見てきます!」

扉の前で美琴は振り向き、教師の方を見た
クラス中の視線がこちらに向かっているのに、ほんの少しだけたじろぐ
以下略



80: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:14:14.64 ID:tQMxf1Mi0

美琴「っ!?」

美琴が振り向き、そして目にしたものは──

以下略



81: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:15:14.64 ID:tQMxf1Mi0

誰もが、何が起こったのか、何がおきているのか理解できず、呼吸さえ飲み込んで、2人を見た

その間、クラスメイト1は離れることなく、クラスメイト2の顔色は青白くなっていった
ふと、クラスメイト2の右手がゆっくりと上がり、クラスメイト1の後頭部にそっと触れた
以下略



82: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:16:28.25 ID:tQMxf1Mi0

クラスメイト1の顔は、白と赤で構成されていた。とても昨日まで普通に笑い、泣き、怒っていた人間とは思えない
表情は空ろで喜怒哀楽がなく、顔色は青白で、クラスメイト2と同じくらいに死を漂わせていた
額には脂汗がてかてかとひかり、口の周りには血がべっとりとついている
その口をくちゃくちゃと租借──何を租借しているかは考えたくない ── するさまは、もはや到底人間とは呼べない
以下略



83: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:18:43.88 ID:tQMxf1Mi0

クラスメイト6「う、嘘でしょ!?」

クラスメイト8「きゃああああああ!?」

以下略



84: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:19:55.38 ID:tQMxf1Mi0

クラスメイト4「み、御坂さま!」

教師「御坂さん……!」

以下略



85: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:20:56.21 ID:tQMxf1Mi0

美琴も他の子と同じように、クラスメイト1の『奇行』を見て固まってしまったのだ
いかにその気になれば、軍隊とぶつかりあうことさえできるレベル5とはいえ、
自分のクラスメイトが、同じクラスメイトにより殺される── しかも凄惨なやり方で ──
そんな光景を見て動揺しないほど、美琴は裏の世界に足を踏み入れてはいなかった
以下略



86: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:21:45.75 ID:tQMxf1Mi0

教師「もしも、その……こんなことは言いたくないけど、『ゾンビ』みたいな子が、学校中で現れているなら、

    学校指定の非難場は危ないかもしれないわね。私が許可をします。2人とも、好きなところに逃げなさい。」

以下略



87: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:22:22.82 ID:tQMxf1Mi0

美琴「わ、私は、寮のルームメイトが心配です」

教師「寮にいるの?……今日休んだ子達は危険だわ。寮が今、どんな風になっているか……」

以下略



88: ◆Rx8sTNAmH2[saga 余震ェ・・・]
2011/03/13(日) 21:23:17.36 ID:tQMxf1Mi0

美琴は立ち上がり、死体を背にして歩き出し──


── そして、出入り口に立っている、教師とクラスメイト4の顔が、さっとこわばるのを見た
以下略



89: ◆Rx8sTNAmH2[saga 余震ェ・・・]
2011/03/13(日) 21:24:56.43 ID:tQMxf1Mi0

教師は、震えて動けないクラスメイト4を、廊下に無理やり押し出すと、ドアに手をかけ美琴を呼んだ
クラスメイト3は肩に担いだままだ。

美琴は言われずとも、すぐにクラスメイト2から目を放し、教室の外に駆け出した
以下略



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