過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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[saga sage]
2011/06/05(日) 20:50:22.87 ID:/1N0mJZZP
わかる。アレは、手を出すべきものじゃない
僕だって仮にも神父だ。ならばこそ、なおさら手を出せない
天使などの力の大きな存在が現出した場合、地球レベルで影響が現れる
以下略
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2011/06/05(日) 20:51:13.32 ID:/1N0mJZZP
巨大な虹に見惚れていた彼の胸、若干オレンジの混じった、太陽の様な光の塊から、声が生まれた
ステイル「フィアンマ?!」
間違いなく、奴の声だ
以下略
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2011/06/05(日) 20:51:57.78 ID:/1N0mJZZP
この男は、何かおかしい
それはもう、女の勘とも言えた。もう一つの要素として、彼女が刀夜と接触している時間が短いからでもあった
青髪は好意や敬意を持っているのだろう
以下略
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2011/06/05(日) 20:52:29.14 ID:/1N0mJZZP
案の定、刀夜の額もピクリと反応した
まさか、なんとなく彼の上司が気に食わないから離れるべきだ、という非合理的な理由を述べる訳にもいかず、「空気読めこの馬鹿」と心の中で愚痴る
結標「あの、えっとね」
以下略
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2011/06/05(日) 20:52:57.90 ID:/1N0mJZZP
これで、長官室に残されたのは、上条刀夜一人
刀夜(彼も苦労するな。全く、女性と言うのは難しいものだよ)
既に逝った詩菜のことを思い出す。彼女には何度も女の影を見つけられては指摘され、その度に包丁やら皿やらが飛んできたものだ
以下略
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2011/06/05(日) 20:53:28.44 ID:/1N0mJZZP
イェス(ク……。何故だ。何故この体を乗っ取ることが出来ない)
刀夜(簡単なことだ。それはつまり、君が垣根提督を乗っ取ることが出来なかったことと、恐らく同じ理由)
イェス(……!! まさか、人間ではないと言うのか)
以下略
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2011/06/05(日) 20:54:28.21 ID:/1N0mJZZP
刀夜(断定できないのさ。所詮、今私が述べたのは全て有った事象からの推論にすぎない。悪魔の概念も、都合のいい言葉を当てはめただけだ。そして根本的に、私はもう役目を終えた悪魔なんだよ。イェス、君と同じくね)
イェス(私の役目か。それは終わったのではなく、失敗したものだ。私は結局人類の問題を解決出来なかったのだからな)
刀夜(君はそう考えているようだが、私は違う考えを持っている。君の役割は、"終末"において"救世主"を目覚めさせること。だから今お前は私の中に在るのだ)
以下略
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2011/06/05(日) 20:55:00.71 ID:/1N0mJZZP
「う…ん……」
とても幼い妹達の上位個体は目をこすりながら意識を取り戻す。目をこすっている理由はとても単純で、とっても眠たかったのが一つと、周りの瓦礫の小粒が目に入っていたから
いつもよりも長めに、コンピュータの起動時間、人間的に言えば寝ぼけているのは、昨日は年齢に適した時間を睡眠にあてていないから
以下略
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2011/06/05(日) 20:55:56.37 ID:/1N0mJZZP
(他の個体にも、ミサカが感じ取った様な、明白な意思の干渉が有ったということですか)
ロンドンに居る妹達の一人は、ネットワークを通して得られた新事実について考える
元上位個体の問いには世界各国の妹達への生存確認的な意味合いもあった。そして、その確認として帰って来た反応はどれも肯定の意を含んでいた
以下略
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2011/06/05(日) 20:57:55.08 ID:/1N0mJZZP
禍々しい。垣根へと歩んでいる炎は、垣根の身体から生じていく虹と対照的に、禍々しく見えた
そう見えたのは、虹があまりにも美しかった事と、相対的にその黒い炎から明らかに虹を壊そうという意思が透けて見えたからだ
上条「何をするつもりなんだ、ステイル!!!」
以下略
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2011/06/05(日) 21:01:04.18 ID:/1N0mJZZP
射角よし、弾丸となった金属片の摩擦減衰も許容範囲内。つまり、直撃コース
普通の人間ならば、上半身と下半身は永遠にオサラバだ。ただの炎なら、掻き消してしまう
しかしながら、それは二人の予想通り、ただの炎では無い
以下略
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