過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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549:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/23(木) 05:14:56.44 ID:2U+4wJujP
奴は、何処だ?

半ば八つ当たりのように、その触手を彼は振り回す

何故出てこない?
以下略



550:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/23(木) 05:15:47.09 ID:2U+4wJujP
建宮の前で雷光に貫かれた彼女は、とうとう耐えきれなくなった

天草式の全力を用いて放たれた"聖人崩し"は、五和の中に入っていた神獣の余力をも含み、想定以上の威力を持っていた

並みはずれた聖人の力を暴走させるそれは、魔術的な要素がかなり低下している今の神裂には到底抑えきれるはずも無く
以下略



551:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/23(木) 05:16:22.67 ID:2U+4wJujP
他方として、彼女の持つ高レベルの魔術知識が欲しいという目的もアメリカには有ったが、そんなことは今は関係が無い

第一前提としての、聖人の強靭さを喪失しているという現実

それが意味するのは、聖人の性質を失ったことによる複脳への拒否反応
以下略



552:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/23(木) 05:16:55.60 ID:2U+4wJujP
「おお痛い痛い。流石に年か」

第二王女の目の前に飛ばされてきた女性は、腰を摩りながら、自らの脚で立った

キャーリサ「年とか言っておきながら、私よりも随分と前の方から飛ばされて来てるし」
以下略



553:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/23(木) 05:17:36.03 ID:2U+4wJujP
キャーリサ「……それで、誰に預けたの」

エリザード「ローラだ」

キャーリサ「最大主教? それじゃ宝の持ち腐れだし。この状況下で、どーしてあれを手放すという判断になるの」
以下略



554:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/23(木) 05:18:14.30 ID:2U+4wJujP
「そォいうことか」

殆どが廃墟となった学園都市の、恐らくは片道3車線程度の大きめの十字路であった場所

一方通行は目の前の一種のアンテナのようなポールを見上げた
以下略



555:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/23(木) 05:18:43.94 ID:2U+4wJujP
知らない。というか、この程度のチンピラ風情などいくらでも目にしてきたために、覚えていようもない

一方「知らねェな」

「……だろぉな。お前にとっては俺なんざただの群像の一つにすぎないだろうよ」
以下略



556:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/23(木) 05:19:40.42 ID:2U+4wJujP
「んだと? 俺が弱いってのか。少なくとも今の状態なら俺が絶対強者だろうがッ!!!」

ヒートアップする男を前にして、それでも一方通行は淡々と言葉を続けようとした

一方「二つ目。これはさっきも言ったことだが、お前には―――」
以下略



557:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/23(木) 05:20:17.64 ID:2U+4wJujP
「これも不幸の一端とすれば、招きたる一因は私にもありける」

呟いた彼女もまた、白色大樹から少し離れた場所にいた

英国の全てを守護天使へ加えるという分かりやすい術式を受けて強化された巨大な天使の肩に乗り、腰のカーテナオリジナルに手を置いている彼女
以下略



558:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/23(木) 05:21:04.92 ID:2U+4wJujP
「はぁい、こんな時間に何処へ?」

非常灯で照らされたモスクワの街を彼が歩いていると、後ろから女の声が聞こえた

フィアンマ「俺様だって人間だぞ? 周りがこんなに暗いんだ、臥所へ向かうのは自然じゃないか?」
以下略



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