過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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882:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/22(木) 05:02:30.22 ID:XtBQm+XVP

ニコライ『し、しかし。このままではその人間同士の争いになりかねんのだぞ!』

フィアンマ『わかっている。だが、お前は俺様にどういう言葉を求めている。問題の解決は言葉だけでどうにかなるものなのか』

フィアンマ『政教分離などとお偉い概念を持ち出すつもりはない。だが、モスクワの人間と言うのは、俺様が逐一言葉を投げかけねばならないほど、か弱い者達なのか?』

ニコライ『ぐ……』

フィアンマ『結果的に俺様が篩いにかけたモスクワの民。その同胞であるお前が見下すような存在では無いハズだ、違うか?』

言って数秒、フィアンマは言葉の出てこないニコライの方を見た

そして、これ以上言うべきこともない、と言わんばかりに彼に背を向け、部屋の出口へ

ニコライ『だが、お前が一切何もしないのでは……』

去ろうとする男に、彼は何とか出て来た言葉を転がす

その情けなさすら感じられる声に、ドアノブを握りつつフィアンマは半身を向けた

フィアンマ『分かった。俺様の言葉が欲しいなら、一つだけ確実な事を言おう』

『俺様はこんな世界を救う。これだけは間違いないことだ』



言い残し、彼は部屋を出て行った

残されたニコライと言う名の司教が舌打ちし、『所詮はローマの人間か』と言い残したところまで見て

彼女、ワシリーサは映像から目を離す

そして、椅子の背もたれにどっと体を預け、伸びをした

ワシリーサ「ふーん、なかなか言ってくれたわね」

目の前では、今まで流れていた映像が逆さに戻って行く

つまり、これは録画されたものだ

ワシリーサ「でも惜しい。この言葉を直接外の連中に言ってあげればいいのにねぇ。人を導くには、やっぱり引き籠りが過ぎたのかしら」

誰が録画したか、なんて問題ではない。問題は、この映像が流出している、ということである

ワシリーサ「だから、隙になる、足元を掬われる。正直なことが全て良いと言うわけじゃないのよん、人の上に立つにはね」


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