過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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2011/04/21(木) 02:06:23.66 ID:jyC5AdQro
本質的に、入院生活とは暇なものである。
『友人たちが学校へ行っている時間に、自分だけは休んでいる』という奇妙な高揚感はどうせあっという間になくなってしまうものだし、
そもそも上条当麻には学校へ通った記憶が無いのだ。
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2011/04/21(木) 02:07:47.46 ID:jyC5AdQro
上条の記憶喪失は既に担任である月詠小萌からクラスメイトにも伝わっているようだった。
クラスメイトたちから自己紹介を受けたり、担任と名乗った小萌を信じられずに高い高いをしたり、と時間は過ぎて行く。
彼らなりにいろいろ考えてきてくれたようで、面白おかしく上条とクラスメイトの想い出を聞かせてくれた。
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2011/04/21(木) 02:08:36.32 ID:jyC5AdQro
「そう言えば。上条くんは。いつ頃退院できるの?」
姫神が思い出したように言う。
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2011/04/21(木) 02:09:33.99 ID:jyC5AdQro
「は」
「はぁ」
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2011/04/21(木) 02:10:20.29 ID:jyC5AdQro
「あんなぁ、カミやん」
青髪ピアスがいつになく真剣な表情をして、上条に詰め寄る。
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2011/04/21(木) 02:11:26.70 ID:jyC5AdQro
「そういうことや。確かに今カミやんはボッコボコで、準備の手伝いなんて出来ないかもしれへん。
当日、ホストとしてお客さんを楽しませることも出来ないかもしれん。
でも、だからってカミやんが楽しんじゃいけないってことにはならへんでー?
ホストとして楽しませられないなら、ゲストとして楽しめばいいんよ?」
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2011/04/21(木) 02:12:21.91 ID:jyC5AdQro
「上条ちゃん」
名を呼ばれ、振りかえると小萌が柔らかく微笑んでいた。
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2011/04/21(木) 02:13:02.58 ID:jyC5AdQro
「……そう言えば、そろそろ学校に戻らなくちゃいけませんねー」
腕時計を見た小萌が生徒たちに呼び掛ける。
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2011/04/21(木) 02:13:55.77 ID:jyC5AdQro
思い思いの言葉を掛け、小萌やクラスメイトたちは上条の病室を後にした。
残されたのは上条と土御門の二人だ。
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2011/04/21(木) 02:14:50.37 ID:jyC5AdQro
美琴がケーキを持ってきたという知らせを受け、この病院にいる姉妹全員が打ち止めと番外個体の部屋へと集まった。
同じ顔の少女8人が一部屋に集いケーキを頬張るさまというのはなかなか壮観である。
「……というわけで、ミサカは研究所の脱出には成功したんだけど。
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