過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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634:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:29:11.60 ID:W8rEPNSco

早歩きで、美琴は病院の廊下を行く。

(い、一体なんだってのよもう!)

以下略



635:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:29:48.37 ID:W8rEPNSco

屋上には人が一人。
比較的元気な入院患者で、昼食を庭園で取ったのだろう。
"彼女"はその手に空になった盆を持っていた。

以下略



636:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:34:06.75 ID:W8rEPNSco

「ど、どうするんだよオイ……」

浜面仕上は庭園の様子を伺いながら、仲間へと尋ねる。
片手で確かめるのはジャージの下に隠した固い感触。
以下略



637:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:34:40.04 ID:W8rEPNSco

「……『超電磁砲』って、そんなに超強いんですか?」

訝しげに絹旗が問う。

以下略



638:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:35:50.44 ID:W8rEPNSco

アイテムの主砲たる麦野の攻撃の貫通能力は折り紙つきだ。
常に位置情報を得られる滝壺との組み合わせは暗部でも最強クラスの攻撃力と言っていい。
その威力はまさに一撃必殺、死ぬとはいかなくても当たれば確実に後遺症の残る怪我は負うはずだ。

以下略



639:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:36:38.40 ID:W8rEPNSco

夏休みはまったくそんなことはなかったのに。
経験したことのない未知の現象に、滝壺は珍しく困惑の表情を浮かべる。
それは浜面も同様だ。

以下略



640:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:37:07.91 ID:W8rEPNSco

にらみ合いを続ける美琴と麦野。

「……私も久しぶり、って返せばいいのかしら、『第四位』?」

以下略



641:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/05/15(日) 03:37:37.71 ID:W8rEPNSco

「は、はァッ!?」

つややかな唇が紡いだ言葉に、美琴はたじろいでしまう。

以下略



642:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:38:49.27 ID:W8rEPNSco

「こっ、公衆の面前でそんなことを平然と叫ぶなんて! この変態!」

「けっ、どーせテメェだって全部意味分かってんだろぉ? カマトトぶってんじゃねぇぞ売女ァ!」

以下略



643:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:39:27.48 ID:W8rEPNSco

バヂィ!! と空気が爆ぜる音がした。
『粒機波形高速砲』が美琴に当たる瞬間、彼女は右手をかざし、紫電を纏っただけ。
それだけのことで、放たれた光線は美琴の手前で虚空へと掻き消える。
当然、美琴は無傷だ。
以下略



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