86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:25:20.22 ID:A0O8EXjso
日本 とても大切な場所
「ムギちゃん」
「ムギー」
「ムギ」
「ムギ先輩」
紬「あ、あれ、ここは……?」
唯「音楽室だよ。ムギちゃん寝ちゃってたんだね」
律「ムギの寝顔写真ゲットー」
澪「こら律、私のカメラ!」
梓「ムギ先輩、大丈夫ですか? 疲れてるんですか?」
紬「うん、ちょっとだけ、ね。悪い夢を見たの」
唯「悪い夢?」
紬「私のせいでみんな離れ離れになって、みんな孤独になって……悲しい夢」
唯「そっかぁ。それはやな夢だね」
紬「ええ、何より悲しかったのは、私のせいでばらばらになってしまったのに、みんなきっと私を許してしまうということ。私がみんなを悲しませたのに、私を受け入れようとすること」
澪「ムギ、お前は、その夢の中で、嫌われたほうが楽だと思ったってことか?」
紬「そうなの。誰に嫌われても、誰に恨まれても自分の意思を貫きとおそうとおもっても、考えるのはみんなのこと。振り払おうとしても、それがずっとつきまとう。みんなの優しさが、重くのしかかってくる」
律「ムギ……」
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