過去ログ - フィアンマ「これがあの男が命を懸けて救った世界、か」
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2012/06/15(金) 23:01:50.26 ID:CypdjJ6do
それから暫くの沈黙の後、彼がいっそカーテナ=レプリカを首に押し当てて――などと物騒な思考に至った頃。
ドアが慌しくノックされ、少年の部下らしき男が部屋に入ってきた。
「どうした、一応来客中だぞ」
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2012/06/15(金) 23:03:39.98 ID:CypdjJ6do
訝しげな視線を浴びながらフィアンマは山道を歩き、着いたのは何も無い場所だった。
少し開けていて視界が良いが、ただそれだけ。
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2012/06/15(金) 23:06:45.49 ID:CypdjJ6do
「それで、何か用か。見ての通り暇じゃないぞ」
「その暇じゃない理由を聞きたいんだが。というかさっきからお前ら俺様の扱い杜撰過ぎないか」
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2012/06/15(金) 23:08:32.94 ID:CypdjJ6do
「責任取れよ」
「そう言われても、はいそうですかと処理出来るような規模なのか」
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2012/06/15(金) 23:10:19.77 ID:CypdjJ6do
「限界だ。これ以上邪魔をされたら堪らないので一応聞いておくが――異論は無いな」
「今更無いよ。精々頑張ってくれ」
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2012/06/15(金) 23:11:59.96 ID:CypdjJ6do
「いいから、離せ。邪魔するな」
だが、その手は杜撰に払われた。
今まさに失おうとしている青年自身の手で。
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2012/06/15(金) 23:13:48.31 ID:CypdjJ6do
準備は整った。
天然ダムを意図的に崩し、海へと放水する。
少年はその放水する部分の微調整を担当するようだ。
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2012/06/15(金) 23:15:00.15 ID:CypdjJ6do
「ッ、まずい、来るぞ!!」
しかし、それと同時に水が不自然に唸る。
少年の部下の誰かが制御を誤ったのだ、と理解するよりも早く、決壊した。
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2012/06/15(金) 23:15:55.16 ID:CypdjJ6do
「まあ、ここは一応貴方に礼を言っておく場面かな」
「嫌味か皮肉か迷うところだな」
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2012/06/15(金) 23:19:10.30 ID:CypdjJ6do
場所は戻って、少年らの本拠地。
先回りして同じ部屋に勝手に居座っていたフィアンマに、少年は迎えられる。
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