過去ログ - フィアンマ「これがあの男が命を懸けて救った世界、か」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2012/06/15(金) 23:08:32.94 ID:CypdjJ6do
「責任取れよ」
「そう言われても、はいそうですかと処理出来るような規模なのか」
以下略
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2012/06/15(金) 23:10:19.77 ID:CypdjJ6do
「限界だ。これ以上邪魔をされたら堪らないので一応聞いておくが――異論は無いな」
「今更無いよ。精々頑張ってくれ」
以下略
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2012/06/15(金) 23:11:59.96 ID:CypdjJ6do
「いいから、離せ。邪魔するな」
だが、その手は杜撰に払われた。
今まさに失おうとしている青年自身の手で。
以下略
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2012/06/15(金) 23:13:48.31 ID:CypdjJ6do
準備は整った。
天然ダムを意図的に崩し、海へと放水する。
少年はその放水する部分の微調整を担当するようだ。
以下略
328
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[sage saga]
2012/06/15(金) 23:15:00.15 ID:CypdjJ6do
「ッ、まずい、来るぞ!!」
しかし、それと同時に水が不自然に唸る。
少年の部下の誰かが制御を誤ったのだ、と理解するよりも早く、決壊した。
以下略
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2012/06/15(金) 23:15:55.16 ID:CypdjJ6do
「まあ、ここは一応貴方に礼を言っておく場面かな」
「嫌味か皮肉か迷うところだな」
以下略
330
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2012/06/15(金) 23:19:10.30 ID:CypdjJ6do
場所は戻って、少年らの本拠地。
先回りして同じ部屋に勝手に居座っていたフィアンマに、少年は迎えられる。
以下略
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[sage saga]
2012/06/15(金) 23:20:45.62 ID:CypdjJ6do
時間の経過、特に人の生涯というものは色々なものに例えられる。
最も単純なものは川の流れか、日本の諺では過ぎ去る速さを光のようだと言うものもある。
他に分かりやすいものと言えば、降り積もる雪。
降り積もり重なっていく雪。少年が連想するものもそれだ。
以下略
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2012/06/15(金) 23:22:46.25 ID:CypdjJ6do
「色々なことがあったよ。辛いことも悲しいことも、不甲斐無い自分に苛立ったことも」
それでも彼らは歩みを止めなかった。同じように少年も両親の後を歩み、二人の死後は先頭を歩いた。
深々と降る雪が積もるように、少しずつ少しずつ成果を積み重ねていく。
以下略
333
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[sage saga]
2012/06/15(金) 23:26:30.23 ID:CypdjJ6do
「……経験から学ぶのは愚者だと言うがな」
「違いないな。最初にも言ったが、本来人に聞かせられるようなものでは無い。ただの綺麗事だ」
以下略
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