過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9
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948: ◆NAZC84MvIo[sage saga]
2011/05/04(水) 00:06:01.51 ID:iWfXVOwW0

「まずはどこに行く?」
「きょ、京介さんの行きたいところでいいですよ」
「そ、そうか。それじゃあそうだな・・・」
なにせデートなんて生まれて初めてなものでどうすりゃいいのかわからない。
だからつい桐乃からさせられたエロゲーの主人公達のデートコースを選んでしまったことを誰が責められよう?

「ベタで定番すぎるけど、映画でも行くか?」
「はい!」
満面の笑みで返事をするあやせ(←マジ天使)演技だとしても嬉しすぎるぜ!!
結局、午前中は二人でお涙頂戴のラブストーリー映画を見ることになった――

「うう〜感動です・・・」
「あやせもこういうの好きだったんだなぁ」
「も?もって誰のことですか?」
「え?いや、別に一般論だけど・・・」
映画を見終わって二人で感想を言い合ってた間はすごく上機嫌だったのに、急に表情が陰ってしまった。
どうしたんだよ?そりゃ、実はついつい桐乃と取材に出かけた時のことを思い出してしまったけどさ・・・
何とか空気を変えようと別の話題を出すことにする。

「お、お腹空いてないか?そろそろ昼飯にしようぜ!」
「そうですね?どこにしましょうか?」
「あやせは行きたいところとかないのか?」
「京介さんと一緒ならどこでもいいです」
おお・・・!!天使だ、ここに天使がおる・・・!
そうだよな!!食事ってのは何を食うかじゃない、誰と食うかが大事なんだ!
ファミレスとファーストフードは禁止とかぬかすどっかの女に、あやせの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいぜ!

「よし、それならあそこにしようぜ!」
どこでもいいと言われたら逆に良いところに連れて行ってあげたくなるのが兄貴の情ってもんさ。
以前、桐乃から聞いた女子中学生たちの憩いの場、ちょっとだけ贅沢なスイーツショップに行くことにした。

「ここは・・・?」
「いい雰囲気の店だろ?桐乃から聞いてたんだ。あやせが来たがってたって」
「――はい、嬉しいです・・・・・」
あれ?なんでこんな微妙な表情をするんだ?ひょっとしてあいつが言ってたのは嘘だったのか?
しかしここまで来て引き返すわけにも行かず、店員さんに案内されて窓際の席に着く。
店の中はケーキショップらしく甘い香りが漂っていた――

「さて何を頼むか」
メニューをぱらぱらとめくりながら見ていると、あやせが一つのメニューを指してきた。

「こ、このカップル専用のメニューから選んで良いですか?」
真っ赤になりながら提案してくるあやせにつられて俺の顔も赤くなる――
しばし二人して硬直していると、聞いたことのある声が聞こえてきた。




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