過去ログ - 男「また、あした」
1- 20
169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/23(日) 08:50:35.67 ID:P6JtgQuBo
きたー


170: ◆hwowIh89qo
2011/10/23(日) 20:57:34.89 ID:zDIKKfku0
では投下開始しますです。


171:当然の帰結1 ◆hwowIh89qo
2011/10/23(日) 20:59:45.51 ID:zDIKKfku0
今思えば、よくもまぁここまでやってこれたものだ、と思う。
秋川秀一とかいうチビでひょろひょろとした少年は、女性に対する嫌悪感と恐怖感を強く抱いている。
それなのに、共学にきたのは何の冗談なのだろうか。
……もっとも、すでにそれは解消され、今では恋人がいるぐらいではあるんだけど、ね。

以下略



172:当然の帰結2 ◆hwowIh89qo
2011/10/23(日) 21:01:36.15 ID:zDIKKfku0
「お前らが健全すぎるだけだ」
「健全で何が悪いのか」

健全にすぎるもクソもない。ポルノを全般的に否定するつもりはないけども。
それにしても、お互いに恋人ができたというのに、関係はちっとも変わらない。
以下略



173:当然の帰結3 ◆hwowIh89qo
2011/10/23(日) 21:03:50.74 ID:zDIKKfku0
今思えば、よくここまでやってこれたと思うものです。
冬森雪花という、ひどく矮小で、おどおどした少女は、男性に対する嫌悪感と恐怖感を強く抱いていました。
それなのに、共学の高校に進んだのは、何の冗談なのでしょうか。
……もっとも、すでにそれは解消され、今では恋人がいるぐらいでは、あるのですが。

以下略



174:当然の帰結4 ◆hwowIh89qo
2011/10/23(日) 21:06:09.91 ID:zDIKKfku0
そんなこんな。
季節はすっかりと僕の姓にあるように秋である。葉は色づき、夜は深まる。
 ――さて、僕と冬森さんの関係、夏原と春野さんの関係は“当然の帰結である”という結論に到ったのが、朝の通学路での出来事。
それで、今起きていることといえば……。

以下略



175:当然の帰結5 ◆hwowIh89qo
2011/10/23(日) 21:08:05.67 ID:zDIKKfku0
「じゃあ、金曜の今晩から日曜までは入り浸れるわけね」
「勝手に俺の家をギャングのクラブハウスみたいな……」
「いいじゃない。別に。楽しいわよ? 近所迷惑にはならない程度に弁えるつもりだし」

あからさまに迷惑そうな夏原と、梃子でも動かなさそうな春野さん。見ていて面白いぐらい、夏原の意思がぐらぐらと揺れている。
以下略



176:当然の帰結6 ◆hwowIh89qo
2011/10/23(日) 21:10:14.38 ID:zDIKKfku0
――。
そうだ。そういえば、そんな流れだった。
その後、春野さんが携帯電話で強引に母を説得し、冬森さんは拝み倒して説得。
僕はといえば“むしろチャンス”と妙な方向にハッパをかけられたのだったか。あの母親……。

以下略



177:当然の帰結7 ◆hwowIh89qo
2011/10/23(日) 21:12:23.77 ID:zDIKKfku0
夏原の意思は無関係だったらしい。
強引に、春野さんは夏原の唇を奪い、貪るように口付けていく。
おお、舌まで入ってるんじゃないのか、あれ。いやぁ、友人にディープキスを目撃されるとは夏原も気の毒に。
腕をばたばたさせているが、その抵抗が見る見る内に弱くなっていくのは、なんというか、捕食される虫のようでもある。

以下略



178:当然の帰結8 ◆hwowIh89qo
2011/10/23(日) 21:14:23.05 ID:zDIKKfku0
――やがて、長いキスも終える。
隣はまだ続行しているようだが(夏原の顔色が悪くなっている。呼吸できてないんじゃないだろうか)いいところなようなので止めないでおいた。

「……つぎは、おさけ、ぬきで、やりたいです」
「そうだね」
以下略



223Res/233.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice