117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/23(土) 08:38:02.61 ID:SJjiHYjwo
そこにはあまり頓着しないのか、それ以上少女の顔が曇ることはなかった。
「……ってことで、早速最初の仕事なんだけれど」
118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/23(土) 08:39:26.32 ID:SJjiHYjwo
to be continued...
119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)[sage]
2011/04/23(土) 20:44:54.55 ID:dwr1GnLgo
乙です
まあ引き篭もらせてるよりは外で働かせた方がいいかもなあ
120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/23(土) 21:56:57.11 ID:SJjiHYjwo
傭兵隊王都支部の資料庫を探ってみたが、手掛かりはなかなかみつからなかった。
「おっかしいな」
121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/23(土) 21:58:01.48 ID:SJjiHYjwo
「さて、どうしたものかな」
少女と並んで往来を歩きながら、ウィリアムはぼんやりとつぶやいた。
横の少女に合わせて歩みは遅い。
122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/23(土) 21:58:44.97 ID:SJjiHYjwo
結論から言うと、最初の居酒屋の最初の一人で決着がついた。
「あの人……」
123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/23(土) 22:00:28.30 ID:SJjiHYjwo
「ああ、知ってるぜ。……どうした?」
面食らったウィリアムの表情を見て、それこそ面食らった表情で男は訊いてきた。
124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/23(土) 22:01:09.96 ID:SJjiHYjwo
「おいおいそんなんで大丈夫かよ」
呆れた顔でオルトロックが言う。
125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/23(土) 22:01:55.57 ID:SJjiHYjwo
村の中を人を探して歩く。クリアは宿に残してきた。
寂れている、というのは言いすぎだが、あまり人は多くなさそうだ。
主幹街道から外れた場所にひっそりとあるその村は、まだ肌寒い風が吹いていた。
126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/23(土) 22:03:39.52 ID:SJjiHYjwo
「話はそれだけか? 俺は行くぞ」
そう言うと、男はさっさと歩きだした。
相棒が無言で無事な右の拳を持ち上げた。
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