過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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344: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/09/29(木) 00:09:27.74 ID:gfipPGEfo
 自分は人間のようにエネルギーの取り出しに酸素を必要とはしないし、能力を使えば水圧も関係がないことは作戦の通りだ。
 しかしそれでも存外大きかった想定外の出来事に小さく舌打ちを打ちながら、一方通行はとりあえずと通信機に手をかけた。

 タイムリミットは、能力限界までの一時間。
 たった一人で広い学校を探索するよりは、少しでもナビゲートのほしいところだ。

一方通行「……こちら一方通行、たった今例の学校に潜入を開始した。
       サイバーエルフでもなンでも構わねェ、反応があったら教えろ」

シエル『ちょっと待ってて……今少しだけ、オペレーターの二人に詳しく調べてもらうわ』

一方通行「あァ……ン?」

 なるべく早くしろ、といつもの軽い悪態をつきかけて、一方通行の唇は隙間を開けたまま静止した。 
 それは、先ほどまで薄暗いばかりであったこの空間に、どこからともなくぼやけた光が現れたからだ。



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