過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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451: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:16:36.17 ID:4J9vHvBto
 広範囲に出力すれば楯のように使うこともできるし、放射した力で高速回避をすることも可能だろう。
 だが彼女はそんなそぶりを全く見せない。攻撃一辺倒なのだ。
 
 つまるところ、彼女は――という結論をのみこんで、彼は一つ光線を弾き返した。

一方通行「もォいいかァ? ……そろそろオトシマエ、つけさせてもらうぜェ」

 そうけだるそうに言うと、彼は素早く、真正面からレヴィアタンとの距離を縮めにかかった。

レヴィアタン「……くっ!!」

 それを見たレヴィアタンも慌てて照準を一方通行へと合わせ、またしても光線を放つ。

一方通行「カカッ!! だからいい加減無駄なンだって理解しやがれェ!!」 

 迫りくる光に向けて、一方通行は勢いよく右腕を伸ばす。
 今度こそは、正面へと弾き返してやるために。

一方通行「……ああン?」

 ――しかし、その手は光に届くことはなかった。



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