677:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/04(木) 00:23:33.92 ID:i2IVTR040
――黒竜の家
騎士「洞窟に家なんて……とは思っていたが、横穴を掘って見事な部屋になっているな」
伍長「世の中には人間でも洞窟の中に住んでいる人はいるんですよ。こういう風に」
678:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/04(木) 00:24:09.75 ID:i2IVTR040
黒竜「では、何から話そうか」
伍長「青竜、でしたか? その竜との件を」
黒竜「それもそうなのだが、それには様々な前置きが必要だ……と思っている」
679:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/04(木) 00:24:40.27 ID:i2IVTR040
黒竜「そもそも、竜族の中で“異端”という言葉が生まれたのは、青竜の父親がきっかけだったと言う」
黒竜「俺達竜族は、この大陸で古来より知性ある生物として生きてきた」
黒竜「魔法を使い、巨大な身体と強大な力の使い方を正しく知り、そしてどの生物よりも寿命は長い」
680:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/04(木) 00:25:08.72 ID:i2IVTR040
黒竜「しかしある時、竜族にも異種に恋をした竜がいた」
黒竜「それが、青竜の父親だ」
黒竜「彼は使節の一人だった。その折に目を付けた麓の国の王族の娘に惚れ込んだのだ」
681:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/04(木) 00:27:32.90 ID:i2IVTR040
どうにも一回一回の更新数が増やせないので、
試しに書きため方式に変えてみました。
するとどうだ! 書いただけで満足して更新し忘れそうになってたじゃないか!
682:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/04(木) 00:30:04.22 ID:aM6jF33i0
乙
683:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/04(木) 08:57:10.95 ID:XI46RoTZo
>竜族の性欲が、竜族以外に向けられるとすれば……
ドラゴン 車 で検索しちゃ駄目だぞ
おつかれ〜
一気に進んだからwwktkしながら待てるよ
684:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 20:46:26.79 ID:L3HIQ7kxo
最高!
そういや睡眠時間どうなったんだろ
685:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/09(火) 12:14:59.98 ID:hGgQrupIO
乙
車で検索しちゃったじゃねーか…余計な知識が増えてしまった…
686:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/29(月) 00:57:10.05 ID:o+6PQEkx0
黒竜「まずは麓の村々を蹂躙した」
黒竜「逃げ場のない性欲が暴力と変化し、辺り一面を氷漬けにしたのだ」
黒竜「その事件を切っ掛けに、異端者として彼はこの住処を追放される」
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