851:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:36:19.83 ID:fHfiBKAF0
勇者「つまり、時間があるって事で良いのかな?」
男「勇者さん!」
盗賊「帰ってたのか」
勇者「ああ。今日白の街に戻ってきたばかりだ」
勇者「下宿屋の大家さんに聞いたら、ここにいるだろうって」
男「流石、あの人はわかっているな。住人のことならお見通しじゃないか?」
盗賊「本当にそう思える時があるから怖ぇよ」
盗賊「それで、俺達に用か? 後ろのボロ外套は誰だ?」
勇者「用はあるけど、なくても訪ねて良いだろう。そのくらいの仲のつもりなんだけど」
勇者「こっちは、あまり声に出さずに聞いて欲しいんだけど……」
魔法師「久しぶりです。私です」チラッ
男「!」
盗賊「てめぇ……!」
勇者「静かに。声が大きい」
勇者「とりあえず席についていいかな?」
男「あ、あぁ。勿論」
盗賊「こんなところにいて大丈夫なのか? まだ指名手配は解かれてねぇぞ」
魔法師「だから外套被ってるんじゃないですか」
勇者「今回ちょっと遠征に行ったのだけど、そこで見つけたんだ」
男「あぁ、竜の国だっけ。聞いているよ」
勇者「勿論まだ指名手配は下げられていない」
勇者「既に白姫には通してるが、国としての対応はできないんだ」
勇者「魔導連合も下げるつもりはないだろう」
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