過去ログ - 少女「奴隷はもうやだよ……」
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838:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/07(水) 23:44:41.84 ID:sd+doFkwo
公爵「少女の旅の話を聞いたよ」

家宰「いかがでしたか」

公爵「私は、よかれと思って、動いていた。
以下略



839:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/07(水) 23:47:49.90 ID:sd+doFkwo
公爵「この島にいれば忘れがちだが、
 彼らに言わせれば、本来はそういうものらしい。
 特に、外科に関する知識や技術、道具は、
 一切と言ってもよい程伝わっておらぬ」

以下略



840:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/07(水) 23:50:32.71 ID:sd+doFkwo
公爵「だが、それは、この争いあう時代には、
 残酷な事だったようだ」

家宰「……」

以下略



841:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/07(水) 23:53:27.05 ID:sd+doFkwo
家宰「避けられなくても、
 素通りしてもらう事はできないでしょうか。
 西へ向かう船、東へ向かう船に、
 港を貸し出し物資を売りつけるのが、
 この島の流儀だったはずです」
以下略



842:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/07(水) 23:57:17.76 ID:sd+doFkwo
家宰「……どうあっても、
 この島は助からないのでしょうか」

公爵「戦争に組み入れられれば、な」

以下略



843:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/08(木) 00:01:02.78 ID:6cJc+TVko
公爵「軍に入りたいという希望を聞いて、
 迷ったが許可を出したのは、
 人の死にある程度でも慣れることができればと、
 これも一つの親心で思ったからだ」

以下略



844:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/08(木) 00:04:23.66 ID:6cJc+TVko
家宰「……」

公爵「そしてそれを全て、
 この一個の意思で行わなければならない。
 それが貴族としての、義務の一つだ」
以下略



845:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/08(木) 00:09:30.79 ID:6cJc+TVko
公爵「その通りだ。状況にはもう、猶予がない。
 此度のあの子の旅について、
 少女が死に触れた事を後悔するようならば……」

家宰「っ! ……もしや」
以下略



846:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/08(木) 00:09:58.89 ID:6cJc+TVko

公爵「少女を娘のように思ってくれているお前にも、
 辛い思いをさせることになる。すまない」

家宰「気になさることはありません。
以下略



847:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/08(木) 00:12:29.98 ID:6cJc+TVko
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  夜  少女の私室

 こんこんこん

以下略



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