577:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/08(土) 00:56:26.02 ID:RkbYdIuJo
乙
578:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2011/10/08(土) 01:09:45.29 ID:HYL8BCQgo
乙
明日も期待してる
579:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/08(土) 21:45:00.34 ID:0NNV7K9wo
それではラストです
580:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/08(土) 21:47:38.59 ID:0NNV7K9wo
――――目が覚めた。
何か、夢を見ていた気がする。
けれどどんな夢を見ていたのか。内容は思い出せない。
581:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/08(土) 21:50:33.23 ID:0NNV7K9wo
「ん、よし」
頷き、それから彼女は右手で左腕を抱くように胸に寄せ、まるで何かに祈りを捧げるように目を閉じる。
「――――――」
582:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/08(土) 21:52:04.38 ID:0NNV7K9wo
583:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/08(土) 21:52:55.59 ID:0NNV7K9wo
――――――――――――――――――――
・幕前
(或いは幕前2、終章への序曲、そして)
584:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/08(土) 21:55:47.45 ID:0NNV7K9wo
「――それで、おしまい」
全てを語り終えた御坂は苦笑するようにはにかんだ。
「これって中々恥ずかしいわね。慣れない事はやるもんじゃないわ」
585:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/08(土) 21:58:26.66 ID:0NNV7K9wo
「ところでさ」
微かな振動を鼓膜と足裏で感じながら御坂は背を向けたまま彼女に再度言葉を投げた。
「アンタ、名前は? 私まだ聞いてないんだけど」
586:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/08(土) 22:01:29.95 ID:0NNV7K9wo
御坂はただ前方を向いたまま、引き摺られる少女には目もくれず、誰か――友人にでも語り掛けるような親しげで朗らかな声で問う。
「ねえ、歌は好き?」
ごり、と嫌な音が響く。
587:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/08(土) 22:06:32.80 ID:0NNV7K9wo
「Ah――h――」
ドレスの少女はただの無感情に喉を震わせる。
泣くように。笑うように。――歌うように。
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