828: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:30:31.83 ID:1GUWnw1t0
佐天「いや!!ああああああああ!!」
判断ミスから、同行者を死なせてしまった。
こんなにもむごい方法で。
829: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:31:06.69 ID:1GUWnw1t0
佐天「あああああああ!!」
涙交じりの悲鳴。
これ以上続けると、声が嗄れきってしまうのではないかというぐらいに。
830: ◆IsBQ15PVtg[!red_res saga sage]
2012/03/25(日) 23:31:54.47 ID:1GUWnw1t0
佐天「ひっ……いやああああ!!」
さらに悲鳴を上げた。
831: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:32:43.66 ID:1GUWnw1t0
佐天「ひっ……え……」
その方向へと、目を向ける。
焼けた炭の臭いが鼻を突く。
832: ◆IsBQ15PVtg[!red_res saga sage]
2012/03/25(日) 23:33:14.31 ID:1GUWnw1t0
佐天「いや、もういやああ……」
その場に力なく崩れ落ちる。
二つの塊を思い切り視線に入れるような形になって。
833: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:33:55.28 ID:1GUWnw1t0
佐天「ひっ……いいっ……」
息を荒げながら、目をそむける。
すると、足元にあるものが目に入った。
834: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:34:31.74 ID:1GUWnw1t0
佐天「こ、この焼け焦げた人が……着てたの……」
怯えながら、理科室の入口に横たわる、黒い塊を見詰める。
835: ◆IsBQ15PVtg[!red_res saga sage]
2012/03/25(日) 23:35:14.89 ID:1GUWnw1t0
佐天「そ……そんな……いやあああああ!!」
上がる悲鳴。
開かれた見開き。
836: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:35:42.91 ID:1GUWnw1t0
佐天「みさかさん……そんな……」
全身を細かく震わせながら、じっと見入っていた。
周囲の様子なぞ気にすることも無く。
837: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:36:09.33 ID:1GUWnw1t0
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