987: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2012/05/04(金) 23:19:24.78 ID:VOY4ySMs0
あゆみ「嫌!!先生、行かないで!!」
教室に残されることを不安がったのだろうか。
あゆみが頑なにそれを拒む。
988: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2012/05/04(金) 23:20:04.60 ID:VOY4ySMs0
その先で入った教室。
外の廊下が大きく抜け落ちていて、通ることは出来なかった。
中に入ると、幸い床が抜け落ちていることはなかった。
989: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2012/05/04(金) 23:20:59.82 ID:VOY4ySMs0
結衣「め、メス……!?」
目に飛び込んできたものに、愕然としてしまう。
990: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2012/05/04(金) 23:21:25.94 ID:VOY4ySMs0
結衣(と、とにかく……この戸棚をどかして……)
幸い、左手には痛みは感じない。
どうやら刃物は刺さっていない様子だ。
991: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2012/05/04(金) 23:22:12.99 ID:VOY4ySMs0
そんな時――。
??「……モウ、三人で震エてイルのハ、ヤメたノカイ?」
992: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2012/05/04(金) 23:22:44.76 ID:VOY4ySMs0
結衣(これは人なのかしら?だとしたら、なぜ……!?)
そんな疑問が頭に浮かぶ。
この人魂が何なのか、そしてどういう意図をもって無駄なんて言っているのかを考え出した。
993: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2012/05/04(金) 23:23:11.74 ID:VOY4ySMs0
となると――
994: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2012/05/04(金) 23:23:56.38 ID:VOY4ySMs0
が――
結衣「ううっ……」
995: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2012/05/04(金) 23:24:30.11 ID:VOY4ySMs0
結衣「……うっ……ううっ……」
996: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2012/05/04(金) 23:24:56.28 ID:VOY4ySMs0
結衣「あれ……背中が軽い……」
今まで結衣の体に重く圧し掛かっていた棚がない。
ふと見ると、左脇に横倒しになって倒れていた。
997: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2012/05/04(金) 23:25:41.55 ID:VOY4ySMs0
結衣(そこまでしてくれて、いないだなんて……何かあったのかしら……?)
ふと考え込む。
人魂のようなものがいる、命を落としかねない危険な場所で。
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