70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/18(土) 01:24:16.87 ID:VCCMkA5A0
垣根「痛ってぇなぁ」
浜面(いや、全然痛そうじゃねぇよ……。やっぱりレベル5ってキチガイばっかりだな)
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/18(土) 01:26:33.59 ID:VCCMkA5A0
―――――――――――――――――――――
浜面と滝壺はエレベーターホールまで来ていた。
一緒に居た絹旗は二人を逃がす為に再び戦場へと戻って行ったのだった。
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/18(土) 01:28:53.65 ID:VCCMkA5A0
彼女が浜面を好きになった理由はとても単純だ。
浜面が優しいからだ。
役に立たない人間はゴミとして扱う暗部で、滝壺はずっと過ごしてきた。
そんな彼女にとって人を殺す依頼で嫌そうな顔をしたり、
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/18(土) 01:30:26.81 ID:VCCMkA5A0
垣根は二人に向かって何かを投げてきた。
それは二人がよく見たことのある小柄な少女。
絹旗最愛。レベル4の窒素装甲。
可愛らしい外見だが、戦闘力の高さは確かだった。
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/18(土) 01:32:43.83 ID:VCCMkA5A0
不意に隣に居る想い人が小声で話かけてくる。
いつもより吐息が多くて低い声に、滝壺はドキッとした。
浜面「…(お前はエレベーターに乗って降りろ)」
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/18(土) 01:34:29.06 ID:VCCMkA5A0
浜面「テメェ、何してん―――」
滝壺「ごめん、はまづら」
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/18(土) 01:36:06.89 ID:VCCMkA5A0
垣根「お前バッカじゃねぇの?組織の要の自覚が全然ねぇな」
滝壺「……」
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2011/06/18(土) 01:37:16.52 ID:cdsIswWU0
滝壺ちゃン生存おめでとう
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/18(土) 01:39:19.53 ID:VCCMkA5A0
緊迫した雰囲気で彼女が取りだしたのは、一枚の小さな紙だった。
滝壺「これ、何かわかるよね?」
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/18(土) 01:41:48.40 ID:VCCMkA5A0
ネットの画像でしか見たことのない栞が目の前にある。
初めて生で見た感動が垣根を興奮させた。
滝壺はその様子を見て、内心ニヤリとする。
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