12:1[sage]
2011/06/15(水) 22:25:07.41 ID:DsyMhTCS0
ーーー ハリコフ 2015 3/26 12:20 −−−
三機一組になった俺達は、レーダーの反応を見ながら
前進を続ける。前方の丘の向こう側に小規模な敵部隊が
居る反応を得られていたため、そこへ向けて進んでいた。
丘の手前で一旦停止し、俺達は打ち合わせをする。
「向こう側だ。レーダー反応は4機。空中から一気に叩くぞ」
「「了解」」
「トパーズリーダーより各機、攻撃翌用意!」
スロットルをバーナー位置まで押し込む。
そして空に上がった俺達が見たものは、
合計で15両ほどの歩兵戦闘車と対空機関銃だった。
してやられた。
ECMによって、俺達のレーダーは偽情報を掴まされていたのだ。
そして俺達に浴びせられる弾丸の嵐。
コクピットには射撃を知らせる警告音が鳴り響いていた。
待ち伏せをされてはいたが、俺はこのまま攻撃を続行すると決意する。
多少の被弾を耐える事の出来る装甲を、この”HIGH-MACS”が
持っている事を俺は知っていた。また、視界の歩兵戦闘車も
丘を超えつつあり、このまま着地をしても俺達にとっていい結果を生まない。
そう考えていた時に、寮機からの悲鳴が無線に乗って届く。
「狙われています!身動きが取れません!」
「敵の防衛隊の守備が厚くて突破できまs・・・うああアァー!」
「柏木ィーーー!!!」
俺の右側に居た”HIGH-MACS”から爆発が生じると共に、
無線からは空電の音しか聞こえなくなっていた。
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