過去ログ - 一夏「なんでお前が?」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage saga]
2011/06/19(日) 18:11:22.39 ID:3t8PjP0Y0
時は少々過ぎて一時間目の終わり。
この学校、IS学園はコマ限界ギリギリまでIS関連の授業が詰め込まれているため入学式のその日から授業があるのだ。
そして五反田弾は机に突っ伏していた、一時間目のIS基礎理論の授業だが、正直ついていけなかった。他の生徒たちは教師の話を聞き、時折うなづいたり教師に質問したりしていたが・・・

俺、というか俺たち。隣で机に突っ伏してる一夏も同じような状況らしい。
「一夏、生きてるかぁ?」

「脳細胞が一万と五千個死んだが、なんとかな」

「俺は五千しか死んでないぜ、勝ったな」

「・・・お前五十歩百歩って言葉知ってるか?」

「あぁ、それがどうした」

「五十歩百歩って言っても俺が五十歩のほうだからな」

「・・・・・・」
どうやら友人は頭をやられたようだ、物理的に。

俺達がそうやって馬鹿丸出しな会話をしていると一夏の背後に一人の女生徒が近づいてきていた。後ろを取られてる一夏はまだ気づいていないようだ。

「・・・ちょっといいか」

「え?」
教室内が少しざわめく、さきほどからこちらに話しかけようか、話かけまいか。と葛藤し膠着した状況から一人が何の前触れもなしにこちらに話しかけてきたからだろうか。
均衡が崩れてざわつきは少しずつ大きくなっているようにも見えるが。

「弾、ちょっと廊下に出てくる」
俺が回りに気をやっている間に女生徒と一夏の間で話がまとまっていたらしい。どうやらこの女生徒は一夏一人に用事があるらしい。


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