過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:38:13.91 ID:iNmol0qk0
梓が復活した後、今度は梓からの質問タイムが始まった。
といっても、どこの高校に通っているかとか、何者なのかという質問には答えられない。
成り行き上、紬が琴吹家の令嬢であることはバレてしまったが。

「……すいません、やっぱり答えられないですよね」
以下略



120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:41:22.26 ID:iNmol0qk0
スタジオに移動した一同が楽器の準備をしていると、紬があることに気づく。

「そういえば、梓ちゃん用のアンプがないわ……奥に予備があったかしら」

「あ、大丈夫です。私の能力で、アンプがなくても演奏できますから」
以下略



121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:42:00.53 ID:iNmol0qk0
梓は唯のパートを全て記憶していたため、唯は最近作った別のギターパートを担当し、演奏を開始する。

(す、すごい……これが、放課後ティータイム……! た、楽しい! 私、ついていけてるかな……?)

そして、確信する。やはり自分には、放課後ティータイムしかない。
以下略



122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:43:03.46 ID:iNmol0qk0
やがて演奏が終了し、テンションが上がりきっている梓がやや息を切らしながら言う。

「す、すごかったです……ありがとうございました! すみません、私……みなさんの足を引っ張っちゃって」

梓は自分の技術が至らないと謝るが、一同は驚きの表情を浮かべていた。特に唯は顔面蒼白である。
以下略



123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:44:21.51 ID:iNmol0qk0
その場でしばらく話をしていると、完全下校時刻を伝える放送がスタジオ内のスピーカーから聞こえてきた。

「あ……」

梓が残念そうな表情をする。
以下略



124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:45:17.53 ID:iNmol0qk0
答えはNOと決まっている。
しかし、それを即答できる者はいなかった。
先ほどの梓を交えての演奏は、放課後ティータイムのメンバーにも影響を与え、
皆、少なからず梓と一緒に演奏したいという感情が芽生えていた。

以下略



125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:46:37.47 ID:iNmol0qk0
「……あ、あの。すいません、やっぱり迷惑でしたよね」

沈黙をNOと受け取った梓は、申し訳なさそうに言う。

「梓ちゃん」
以下略



126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:48:32.72 ID:iNmol0qk0




「な……なにがあったの?」
以下略



127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:49:26.38 ID:iNmol0qk0
唯のバリアーは、もう限界近くまで達している。
澪は床をほふく前進しながら、床が存在するギリギリのところまで進み、左手を上げて能力の発動の準備をする。
下を見ると、紬の言った通り九人の男がこちらにむかってマシンガンを撃っており、
中央には駆動鎧を着てバズーカを装備したリーダーとおぼしき男がいた。

以下略



128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:50:56.93 ID:iNmol0qk0
一方、澪は玄関から出て先ほど倒した男たちを確認しに行く。
向かいの家の壁にめり込んでいる九人は、既に死亡していた。
そして、駆動鎧に身を守られていたリーダーは、まだ息があった。

「これは好都合だな……ムギ! 聞こえてる?」
以下略



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