過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:49:26.38 ID:iNmol0qk0
唯のバリアーは、もう限界近くまで達している。
澪は床をほふく前進しながら、床が存在するギリギリのところまで進み、左手を上げて能力の発動の準備をする。
下を見ると、紬の言った通り九人の男がこちらにむかってマシンガンを撃っており、
中央には駆動鎧を着てバズーカを装備したリーダーとおぼしき男がいた。

以下略



128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:50:56.93 ID:iNmol0qk0
一方、澪は玄関から出て先ほど倒した男たちを確認しに行く。
向かいの家の壁にめり込んでいる九人は、既に死亡していた。
そして、駆動鎧に身を守られていたリーダーは、まだ息があった。

「これは好都合だな……ムギ! 聞こえてる?」
以下略



129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:52:44.62 ID:iNmol0qk0



一同は第八学区を離れ、第七学区を越えて第十学区のアジトへと逃げ込んだ。
このアジトの周りには寂れた廃ビルや、怪しい施設が立ち並び、遠くにはスラム街のような地域が見える。
以下略



130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:53:49.17 ID:iNmol0qk0
「……梓を殺すなんて、考えたくもないよ」

最も残酷で簡単な方法は梓を殺害することだが、その選択肢を澪はすぐに否定した。

「……口封じして、表に返すか? 今回のことでショックを受けてるだろうから、そう簡単にペラペラしゃべっちまうとは思えないしな」
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131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:56:18.15 ID:iNmol0qk0
律たち三人が部屋の扉を開けると、中にはうつむいている梓と、彼女を抱きしめている唯の姿があった。

「……梓、聞いてくれ。唯もだ」

「りっちゃん……」
以下略



132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:57:21.60 ID:iNmol0qk0



数日後、桜ヶ丘女子高にて。

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133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:58:31.63 ID:iNmol0qk0
この日、すべての部活動は中止。
誰もいなくなった放課後の教室に、憂と純がたたずんでいた。

「憂……話って何?」

以下略



134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:59:42.40 ID:iNmol0qk0




梓が暗部に入ってから数週間が過ぎようとしていた。
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135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 14:01:21.28 ID:iNmol0qk0
次の日、梓から仕事へ同行させてほしいと申し出があった。

「……ほんとうにいいの、梓ちゃん?」

唯が心配そうな表情で訊く。
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136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 14:02:40.76 ID:iNmol0qk0
その日の深夜、無人となった研究所の前に一同が集合する。
各人の役割を律が説明する。

「梓には、うちのパソコンからここのシステムにハッキングしてセキュリティを落としてもらう予定だったんだ。
ま、来てくれたからには直接やっちゃってくれ」
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