過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 14:51:08.71 ID:iNmol0qk0
(危なかった……風紀委員はすぐそこまで迫ってたわね)

ギリギリでアジトの証拠隠滅を終えた紬は、敵を誘導している唯に追いつくため、肉体強化を使用して駆け出す。
前方に、バリアーを張りながら走る唯と、それを追う数名の男たちが見えてきた。

以下略



171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 14:53:14.71 ID:iNmol0qk0
一方、『闇』の摘発に失敗した和たちは、失意のまま、帰宅するため路地裏を歩いていた。

「参ったわね……何一つ証拠が残っていないなんて」

「惜しかったですね、和さん……。あ〜あ、また振り出しかあ〜。
以下略



172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 14:54:33.67 ID:iNmol0qk0
資材置き場での戦闘は、一方的な展開になっていた。
おびき出され、逃げ場を失った男たちは、レベル4(相当)の五人組になすすべなく次々と撃破されていく。
あっという間に、残りは一人。足を潰され、もはや動けない男は地面に這いつくばる。

「く、くそ……化け物め……」
以下略



173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 14:57:45.14 ID:iNmol0qk0
その姿を見て、真っ先に反応したのは梓。

「あ……ああ……そんな……憂……!?」

闇に堕ちた自分を、見られてしまった。
以下略



174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 14:59:58.19 ID:iNmol0qk0
押し問答を始めた姉妹の間に、律が割って入る。

「……ちょっと待ちな、第六位さん。あたしらの存在を忘れてないか?」

「あなたは……Ritzさんですか」
以下略



175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:01:49.70 ID:iNmol0qk0
「どうする、律!? これ以上人に見られたら……」

「それはやばいな。収拾つかなくなる……くそっ! レベル5を速攻で倒せってか!?」

「いいえ、見られる前に向こうの二人を倒しましょう! 今、あそこのコンテナの裏を走っているわ!」
以下略



176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:02:37.65 ID:iNmol0qk0
「「憂!」」

その言葉を聞き、憂は後方へとジャンプして二人と合流する。和は唯の姿を、純は梓の姿を見つけ、驚きの声を上げる。

「唯……ほんとに唯なのね!?」
以下略



177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:04:50.78 ID:iNmol0qk0
和はすぐさま携帯電話を取り出す。
和のつけている腕章を見た律は、風紀委員の応援を呼ぼうとしていると判断した。

「まずい、梓、やれ! 電話させるな!」

以下略



178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:06:53.64 ID:iNmol0qk0
「うわ、すご……何今の。くらってたらヤバかったよ」

純は澪の能力の威力に驚くが、和は冷静に電話を続け、応援の要請を終了する。

「……じきに風紀委員が来るわ。警備員もね。
以下略



179:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:07:34.51 ID:iNmol0qk0
万事休すの状況だが、紬だけはまだ希望を失っていなかった。
念話能力を発動し、律と澪にだけ作戦を伝える。

(りっちゃん、澪ちゃん、聞いて)

以下略



180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:09:56.72 ID:iNmol0qk0
「よっしゃ、逃げるぞ澪!」

テレパシーでの会議が終わるや否や、律は澪を抱えて高速で逃げ出そうとする。
しかし、憂がすぐさま律を上回るスピードで移動し、回り込まれてしまった。

以下略



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