過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」2
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794: ◆nW2JZrx2Lo[saga]
2012/02/06(月) 01:37:27.96 ID:0eURSEjko
こんばんは

>>787
想定より長くなってしまい、元々予定されていた忙しい時期へと突入してしまったというのが正直なところです
読んでくださっている方々には長らくお待たせしてしまい、本当に申し訳ございません
以下略



795: ◆nW2JZrx2Lo[saga]
2012/02/06(月) 01:39:03.55 ID:0eURSEjko


階層不明・小実験場。

「……参ったな」
以下略



796: ◆nW2JZrx2Lo[saga]
2012/02/06(月) 01:40:26.56 ID:0eURSEjko

「むざむざやられるつもりはないけれど、そうとなると早めに脱出したいところだよね」

 番外個体の目の前にそびえたつのは実験場とその外を隔てる鋼鉄の扉。
押しても引いてもびくともしないし、システムはあらかじめ殺されているらしく彼女の能力にも反応はなし。
以下略



797: ◆nW2JZrx2Lo[saga]
2012/02/06(月) 01:42:18.57 ID:0eURSEjko

(……着弾が拳銃に比べて遅かったし、ロケット独特の噴進音も聞こえなかった。
 わざわざ銃弾じゃなくて榴弾で狙ってきたって事は、グレネードランチャーかな。
 "当てれば終わる"武器って事は腕に自信がないのかな? とはいえサブ兵装にライフルやらサブマシがないとは限らないし)

以下略



798: ◆nW2JZrx2Lo[saga]
2012/02/06(月) 01:43:09.88 ID:0eURSEjko

地下10階・23番大試験場。

 火球が炸裂し、美琴が盾にした砂鉄が爆ぜる音が響く。
心もとなくなった盾を補強しつつ、美琴は別の操作を砂鉄に加える。
以下略



799: ◆nW2JZrx2Lo[saga]
2012/02/06(月) 01:44:15.78 ID:0eURSEjko

 凶器が直撃する直前、『業火焔弾』の足元から轟々とうなりを上げ、炎の壁が噴き上がる。
もちろん、実体のない炎に実体のある砂鉄を防げる道理はない。
しかし、

以下略



800: ◆nW2JZrx2Lo[saga]
2012/02/06(月) 01:45:44.53 ID:0eURSEjko

 美琴の眼前で、突如空気が爆ぜる。
彼女が放とうとしていた電撃の副産物ではなく、『業火焔弾』が小さな爆発を起こしたのだ。
反射的に腕で目を覆ってしまい、指向性を失った電流が美琴の周囲を走った。

以下略



801: ◆nW2JZrx2Lo[saga]
2012/02/06(月) 01:46:52.10 ID:0eURSEjko

地下4階・通路。

 倒れていた防衛隊員達の周囲の床が変色し、彼らの体がずぶずぶと沈んでいく。
番外個体を捕らえたのと同じように、襲撃者の能力だろう。
以下略



802: ◆nW2JZrx2Lo[saga]
2012/02/06(月) 01:47:48.05 ID:0eURSEjko

 まるで不格好な、槍投げのフォームに似た動きだった。
ただし投げたのは槍ではなく圧縮された"空気"だ。
一方通行は左手に掴んだ空気のベクトルを収束し、あたかも槍のようにして撃ち出した。

以下略



803: ◆nW2JZrx2Lo[saga]
2012/02/06(月) 01:48:36.20 ID:0eURSEjko

「『油性兵装(ミリタリーオイル)』」

少女は呟く。

以下略



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