過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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161: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/07(木) 22:54:49.66 ID:V2dfOUv60
さだのり「ウソだよな?」

ベッケンバウアー『・・・遺体はこちらに運ばれてきた』

遺体

戦場でいくつも見てきた

今まで、二人の友も、それになった

そして

さだのり「遠藤・・・が・・・」


そのあと、ベッケンバウアーは謝罪ばかりしてきた

さだのりは彼を責めなかった

兵士である以上、こんなこともあるはずだから

そう、無理矢理割り切って

さだのり「・・・葬式はいつだよ?」

ベッケンバウアー『今からじゃ・・・来るか?』

さだのり「・・・当たり前だろ」

さだのりが静かに受話器を置く

舞子「・・・どうしたの?」

さだのり「・・・友達が死んだ」

さだのりが答えた

震える声で


その日も、雨だった




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