過去ログ - 紬「はみんぐばーど」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:43:57.82 ID:PNdIIEYCo
 ―――やっぱり…ここには、誰もいない……。

 私が心の底から安心して、肩書や家柄なんか気にせずに接してくれる人が…誰もいない…。

 ここでの現実を改めて直視し、肩が重くなる……。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:44:37.57 ID:PNdIIEYCo
―――
――


 父と私の挨拶回りは続き、パーティーもまた続く。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:45:27.22 ID:PNdIIEYCo
「さすが…他の子とは全然違うなぁ…いやはや、踊ってる男が羨ましい」

「素敵…」

「へへへ…次、ボクも踊ってもらおっと」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:46:11.90 ID:PNdIIEYCo
   …こう言った大きな場で、男性に声をかけられるのも今では珍しい事ではなかった。

 でも、ここに集まる男性はそのほとんどは…私の事なんか見ていない…。

 彼等が見ているのは…私の後ろにいる父や会社、そして私と共にいる事の優越感……そんな、下らない事だけだ。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:46:59.70 ID:PNdIIEYCo
男C「少しだけでいいから、踊りましょうよっ」

紬「きゃっ…あ…あの……」


以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:47:46.17 ID:PNdIIEYCo
斎藤「ふむ、それは困りましたな…」

紬「斎藤…」

男C「そうだろ、だったら早く…」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:49:27.88 ID:PNdIIEYCo
紬「斎藤…一体何を話したの?」

斎藤「いえいえ…紬お嬢様のご心配成されるような事ではございませんよ…」

紬「でもあの人…すっごく勘違いしてたみたいだけど…?」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:50:03.05 ID:PNdIIEYCo
―――
――


 広間から少し離れたところ、中庭に私はいた。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:51:11.07 ID:PNdIIEYCo
声『唯ーー! 次お前の番だぞーー!今度こそ逆転してやっから早くー!』

 遠くから聞こえる声はおそらくりっちゃんだろう、受話器越しでも分かるぐらいに一際元気な声が唯ちゃんの名前を呼んでいるのが聞こえる。


以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:52:09.03 ID:PNdIIEYCo
紬「うん…お父様の付き添いでどうしてもね…。 みんなには悪い事したわ…この埋め合わせは必ずするから…本当、ごめんね?」

律『いいっていいって、そんなに気ぃ使わなくてもさ。 …でも、次はムギも一緒に…な?』

紬「うん、次は必ず参加するわ…」
以下略



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