過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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2011/07/31(日) 01:43:05.90 ID:ADDk8zfIo
. I I N F I I M S
「その名は炎、その役は剣
I C R M M B G P
以下略
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2011/07/31(日) 01:43:38.28 ID:ADDk8zfIo
赤と青の鎖が己の身体を地面に突き刺した。その場で勢い良く身体を振って、遠心力を蓄える。
その回転が一定の速度に達したところで、鎖が地面に突き刺さった方の身体を切り離した。
さやか「はやっ……!」
以下略
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2011/07/31(日) 01:44:29.94 ID:ADDk8zfIo
白い鎖を庇うように襲い掛かってきたリボンの魔女を、イノケンティウスが憤怒の抱擁にて迎え撃つ。
結果など見るまでもない。
以下略
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2011/07/31(日) 01:45:20.05 ID:ADDk8zfIo
魔女の残骸を背にして、ステイルは感情の篭っていない目で白い鎖を覗き見た。
ステイル「仕える主人に先立たれるだなんて、君もずいぶんと不幸だね」
以下略
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2011/07/31(日) 01:46:01.87 ID:ADDk8zfIo
ステイル「……二つの赤い目……白い身体……それにこのわずかなピンクの模様は……」
記憶という膨大なデータの山から、目の前の鎖に似ているシルエットを検索し照合する。
その作業は驚くほどあっという間に終わってしまった。
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2011/07/31(日) 01:46:31.87 ID:ADDk8zfIo
結界が歪み、空間が元に戻る。そこは巴マミの住む部屋の居間だった。
テーブルに置かれたカップに、グリーフシードが一つ。
以下略
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2011/07/31(日) 01:47:00.85 ID:ADDk8zfIo
結界が歪み、空間が元に戻る。そこは巴マミの住む部屋の居間だった。
テーブルに置かれたカップに、グリーフシードが一つ。
以下略
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2011/07/31(日) 01:47:26.35 ID:ADDk8zfIo
――飛び散ってしまっている巴マミの遺体は、ルーンのカードで構築された魔法陣の中心に集められた。
ステイルは無表情でそれを眺め、右手を胸の前に持ってきて十の字を切る。
ステイル「……こわい、か。確かにまともな神経の持ち主だったら、こんな風に冷静には振舞えないかもしれないね」
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2011/07/31(日) 01:47:57.44 ID:ADDk8zfIo
――そして。
ステイル「……十字教徒としては、火葬は好みじゃないんだが」
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2011/07/31(日) 01:48:26.26 ID:ADDk8zfIo
ステイル「……せめて、安らかに。で、合ってるのかな?」
ステイルが魔法陣に魔力を込めた。それは電子回路に電気を通すのに似ていた。
ボッ、と火が点り、彼女の遺体を容赦なく焼いていく。
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2011/07/31(日) 01:48:59.16 ID:ADDk8zfIo
――イギリス 聖ジョージ大聖堂
ローラ「そう……巴マミが、逝きたりたか」
以下略
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